さわやかな秋晴れが続き、体を動かすよい季節となってきました。動かないでいると、太りやすくなる、生活習慣病にかかりやすくなる、骨がもろくなる、高血糖の原因になるなど、体の働きがどんどん低下してしまいます。しかし、「運動を日常生活の中に取り込む」とはいっても、思い立ったその日から実行するというのは、なかなか難しいものです。そこで、運動を日常の習慣としていくために以下の3ステップに取り組んでみましょう。
■運動を習慣化するための3ステップ
(1)機会を見つける
日常生活の中で、体を動かす機会があるのに、それを逃していることがあります。まずは、そのことに気づき、ちょっとした工夫で体を動かす時間を増やしていきましょう。
例)少しの距離は、乗り物に乗らず歩く。エスカレーター等を利用せずに、階段を使う。
(2)時間をつくる
運動をしていない人が、いきなり「1時間運動をしよう!」と思っても、継続することは難しいことです。1日の中で、まず10分、体を動かす時間をつくりましょう。
(3)運動を楽しむ
運動を長く継続させていく大きなポイントは、体を動かす楽しさや充実感を知ることです。運動によって分泌される脳内ホルモンには、心地よさやリラックス感をもたらしてくれる効果があります。
■ウォーキングのススメ!
ウォーキングは、身体活動を高める一番身近な有酸素運動であり、特別な道具も必要なく、慣れてきたら大股歩行や坂道歩行をするなど、自分のペースで運動の強度を選ぶことができます。生活習慣病予防や介護予防にも効果的です。
■正しい歩き方
・視線は遠くにあごは引く
・肩の力を抜く
・背筋を伸ばす、腕を大きめに振る
・歩幅は広め
・つま先で蹴る
・かかとで着地
※ウォーキングと散歩の違いは、正しい姿勢で、速く、大股で歩くことを意識して運動として行うか、そうでないかです。
■運動の強さの調整
ウォーキングの強度を調整することは、より安全にウォーキングを続けていくために重要なポイントです。自分の体調に合わせて、速度や歩幅、坂道歩行など、運動の強さを上手に調整しましょう。
■ウォーキングについての情報
大子町健康づくり推進協議会運動部会では、毎年、町民ウォーキングを開催しています。第2回町民ウォーキングは、11月8日(金)午前9時から「奥久慈憩いの森」で行います。詳細は、10月7日発行のお知らせ版に掲載しています。健康増進課にお申し込みの上、ぜひご参加ください。
※町のホームページやYouTubeにウォーキングに関する動画を配信しています。
動画も参考にしてください(本紙掲載の二次元コード参照)。
問合せ:健康増進課
【電話】72-6611
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