輝く大子の子どもたち 第116回

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■さはら小学校
さはら小学校の学校教育目標は、「自ら学び　人間性豊かで　実践力のある児童の育成」です。今年度の組織目標は『「楽しい!」「おもしろい!」から始まる学び・体験の工夫』として、さまざまな特色ある教育活動を実践しています。

(1)夢道場活動・さはらファミリー会社
児童自らが学校農園で栽培した農作物を「道の駅　奥久慈だいご」で販売しました。6年生の社長を中心に、全児童が「販売広報部」「生産部」「さはらJr」に所属し、アドバイザーの方々にアドバイスをいただきながら、水やり、除草、虫の駆除を繰り返し、安全で、おいしい野菜を栽培しています。道の駅販売では、お客さんに手作りのレシピを配ったり、全員で茶摘みをした奥久慈茶をふるまったりしながら、多くのお客さんと触れ合うことができました。

(2)米づくりを考える
本校では毎年、米づくりの体験活動を実施しています。今年度は新たに米づくりのスタートである種もみをまく体験を行いました。アドバイザーの協力を得て、一粒ずつ種をまき、苗の成長過程を観察する学習を踏まえ、田植え、稲刈り、おだがけ、脱穀を行いました。それぞれの作業で、手作業と機械の両方を体験することができ、農家の仕事の大変さや自然の恵み、食物の成長過程等を学びました。

(3)地域との協働
本校の教育活動に欠かせないのは、地域・保護者の皆さんの力です。ヤマメ放流、こんにゃく栽培、キクイモ栽培、いちご農園体験、団子さし、道の駅販売、運動会など、地域の人材・公共施設にご協力いただきながら、さはら小学校ならではの教育を進めています。

問合せ：教育委員会事務局学校教育担当
【電話】79-0170