令和6年度の守谷市予算が決定しました。
「予算ってよく聞くけど何だったっけ?」という疑問から、「もっと守谷市のお金が何に使われるか知りたい!」「っていうか今年は何をするつもりなの?」という率直なご意見にお答えするのが、今回の予算特集。
予算特集なのになぜリレー…っていうか誰?
今回は市役所財政課のコンビに、バトンを持って解説してもらいます。
■第1章 そもそもの話…予算って何?
Q.予算とは?
A.1年間の収入と支出を見積もった「計画」のことです
4月からの翌年3月まで、市にどのくらいのお金が入ってきて、そのお金を何に使うのかをまとめた計画のことです。
入ってくるお金は、例えば皆さんからいただいた税金や国・県からもらうお金があります。
出ていくお金には、例えば教育や福祉、さまざまな公共施設や道路の建設・管理に使われます。
Q.どうやって決まるの?
A.市長が提案し市議会が決定します
市役所の担当課は、さまざまな行政サービスなどを行うため、10月に予算を財政課に要望します。
財政課では市が置かれている財政状況などを考慮して調整し、最終的に市長が予算案を市議会に提出。
市民の代表である市議会議員が3月の議会で審議して決定し、4月からの新年度予算が決定します。
Q.今年度は一体いくらなの?
A.令和6年度は369億8,800万円(一般会計)です
予算は、福祉や教育、道路整備など市政運営の基本となる「一般会計」と、国民健康保険や水道事業のような特定の収入による「特別会計」などがあります。
Q.前年度と比べてどうなの?
A.過去最大の予算額です
一般会計の予算は、前年度と比較して28億6,400万円(8.4%)の増となり、2年連続で過去最大となりました。
◆一般会計 369億8,800万円
令和5年度は一般会計 341億2,400万円 前年度比8.4%増
Q.何が増えて何が減ってるの?
「歳入」とは入ってくるお金、「歳出」とは使うお金のことを言います。
◇歳入
◇歳出
歳入の「寄附金」、歳出の「諸支出金」が大きく増えているのは、ふるさと納税の増加見込みによるものです。
集まった寄附金から経費を引いて、残りを将来のための基金へ積み立てているんです。
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