国際交流員シルビアさんの「Moriya’s diary!」

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■ドイツ語を勉強してみませんか?
昨年、守谷に来てすぐに、市民の方から「ドイツ語講座はいつから始まるの?」と聞かれました。ドイツ語を教えるのは初めてだったので不安もありましたが、守谷市民の方がドイツ語に興味を持ってくれていることがうれしかったので、新しい挑戦として、自分で工夫した教材を作ろうと決めました。市販の教材は、文法ばかりで少し退屈であったため、受講者にはまずドイツ語を楽しんでほしいと思いました。
内容は、ドイツ語の発音や自己紹介など基本的なことから始めました。ドイツの文化にも触れてもらいたかったので、ドイツのクリスマスの歌を聴いたり、クリスマスカードを書く練習をしたりもしました。
日本人にとってドイツ語はとても難しい言語だと聞きます。例えば、ドイツ語の数字の数え方は、2桁の数字は後ろから前に読みます。「32」は日本語で前にある「3」から始めて、「さんじゅうに」と言います。しかし、ドイツ語では後ろの「2」から始めます。30は「dreißig(ドライスィヒ)」、2は「zwei(ツヴァイ)」と読むので、「32」はドイツ語で「zweiunddreißig(ツヴァイウントドライスィヒ)」、つまり2+30と言います。
大きな数字を数えるときは、ドイツ語では英語と同じで3桁ごとに分けます。「千」という単位はありますが、「万」という単位がないので、10,000はドイツ語では「10千」になります。私も翻訳するときには、いつも計算したり、書き出したりしています。
このような違いにもかかわらず(あるいは違いがあるからこそ?)、受講者の皆さんはとても楽しんでくれたように思います。皆さんからの質問にすぐに答えられなかったこともありましたが、改めて調べてみることで、ドイツ語に対する新しい発見もありました。
6月から8月にかけて、再びドイツ語講座を開催する予定です。前回の続きの講座と、初心者向けの講座を企画しています。ぜひ、一緒にドイツ語を勉強してみませんか?