■9月9日は救急の日
救急の日は、「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせから、救急の意識を高め、救急に対する国民の正しい理解と知識を深めることを目的として厚生労働省が定めました。また、「救急の日」を含む1週間は「救急医療週間」です。
■心肺停止時の救命措置
令和5年中に市内で心肺停止のため病院へ搬送されたのは66人でした。そのうち、その場に居合わせた人(バイスタンダー)によって胸骨圧迫などの心肺蘇生法が行われていたのは71.2%(47人)で、前年の67.1%より増加しました。
救急車が到着するまでに心肺蘇生法が行われた割合(令和5年)
■心肺蘇生法は救命の第一歩
私たちはいつ、どこで、誰が突然のけがや病気におそわれるかわかりません。心臓が止まってから1分経過するごとに、助かる確率は10%程度低下し、3分経過すると死亡率は50%となります。
119番通報をしてから救急車が来るまでの時間は約9分(全国平均)です。そのため、大切な人が突然倒れたとき、その場に居合わせたあなたがすぐに心肺蘇生法を行うことがとても重要です。大切な人の命を救うため心肺蘇生法やAEDの使い方を身につけておきましょう。
■普通救命講習会を開催中
月1回、普通救命講習会を開催しています。心肺蘇生法(胸骨圧迫・人工呼吸)、AED(体外式除細動器)取り扱い、止血方法などを学ぶ3時間の講習会です。修了者には「普通救命講習修了証」を交付します。
次回は8月17日(土)9:00~、美野里消防署で開催します。以降の日程は市ホームページをご覧ください。
詳しくはこちら:【ID】005563(二次元コードは本紙をご参照ください)
問合せ:消防本部警防課
【電話】0299-58-5616
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