11月12日、アダストリアみとアリーナで開催された第46回全国育樹祭式典行事において、林業に携わる市民の皆さんが表彰されました。
・佐藤健一さん(里川町)が、令和5年度全国育樹活動コンクールにおいて農林水産大臣賞を受賞しました。昭和52年から自身の山林において林業経営に携わるほか、林業ボランティアの受け入れ、林業後継者への技術指導など地域林業の振興に貢献されています。
・荷見信孝さん(里川町)が、昨年度の全国林業経営推奨行事農林水産大臣賞受賞につづき、第46回全国育樹祭記念茨城県緑化功労者表彰を受賞しました。先代から受け継いだ山林で、計画的な施業や低コスト化に向けた試験的な取り組み、樹種や林齢の異なる木を育てる複層林施業など、森林経営に意欲的に取り組んでいます。
・奥久慈グリーンライン林道水根持方線(上高倉町)が、令和5年度林道維持管理コンクール最優秀・茨城県知事賞を受賞しました。森林・林業の活性化と生活環境基盤の充実のため平成28年度に完成した林道で、定期的に市が除草作業を実施しています。
第46回全国育樹祭記念茨城県緑化功労者表彰を当市で受賞された皆さんをご紹介します。
一覧については本紙をご参照ください
森林組合:常陸太田市森林組合造林・伐出班
森林整備:
・株式会社鈴木組
・株式会社堀江林業
■市で実施している森林整備の取り組み
森林は、木材等の林産物供給だけでなく、災害の防止や地球温暖化の防止など、私たちの生活にさまざまな恩恵をもたらしています。市では森林環境譲与税を活用して森林の整備・保全を進めています。
・林業従事者の労働力を軽減し労働環境の改善を図るため、林業経営体に対して高性能林業機械の補助を行いました(令和4・5年度)。
・定期的な除草や災害後の被害状況の確認による林道の維持管理を行っています。
・市内の森林を適切に管理していくため、対象地域の山林所有者に対し、森林経営管理制度の仕組みや意向調査に関する説明会を開催しています(令和2年度~)。
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