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自治体の皆さまへ

備えあれば憂いなし!我が家の防災

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茨城県常陸太田市

■みんなで築く安全なまち
9月1日は「防災の日」です。1923年に発生した関東大震災を教訓に、1960年に内閣により制定されました。この機会に、ご家庭や地域の方々と防災用品の点検、避難経路の確認を行い、災害に備えましょう。

▼災害対策の基本備えあれば憂いなし
地震や台風等の災害がおきる前に、日頃から備えをしておくことで、いざという時に慌てずに対応することができます。以下のポイントをチェックしましょう。

(1)非常用持出袋の準備
水、食料、薬、ラジオ、懐中電灯、スマートフォンの充電器などを常備しましょう。

(2)避難経路の確認
避難所の場所、避難ルートを家族で共有しましょう。

(3)情報収集手段の確保
ラジオやスマートフォンで最新の情報を得る手段を確認しておきましょう。

▼指定避難所と自主避難所の違い
▽指定避難所とは
市が指定した避難場所であり、学校や交流センター等公共施設を利用し、市職員が運営します。指定避難所の場所は、5月に配布したハザードマップに記載してあります。
開設の際は、防災行政無線、市ホームページ、じょうづるさんナビなどでお知らせします。

▽自主避難所とは
自主防災会(町会等)が地域の集会所などで自主的に運営する避難所で、地域の特性に応じた柔軟な対応が可能です。開設の有無、場所等については地域内で日頃から情報共有をすることが大切です。また、自主防災会からの要請に基づき、市から非常食や毛布等の物資配給が可能です。

▽避難所の開設・空き・混雑状況等をアプリ「VACAN Maps」でご確認いただけます。
*避難所を開設していない場合は、利用停止中と表示されます。

▼災害対応訓練(風水害)を実施しました
近年、台風や豪雨による被害が増加しており、災害時の対応力を高めることが急務となっています。今年は、避難時に支援を要する方と支援者による避難、障がい者支援施設の団体避難、自主防災会による避難所開設運営、災害協定に基づく「茨城日産」による電気自動車からの給電支援、内水氾濫現場の排水訓練など、実践的な訓練を行いました。

▽第1部…災害対策本部の情報伝達訓練
・気象庁からの「大雨・洪水警報」により警戒レベル3「高齢者等避難」を発令
・線状降水帯発生、里川の水位が氾濫危険水位に達したことから警戒レベル4「避難指示」を発令、避難行動要支援者を含む住民避難を開始

▽第2部…避難所への避難および資機材設置訓練等
・地元住民による避難行動訓練
・施設利用者の団体避難訓練を実施
・避難行動要支援者等の避難訓練
・自主防災会による自主避難所開設訓練
・避難所の停電を想定し電気自動車による給電訓練
・水氾濫の対応として排水ポンプ車による排水訓練

▽成果と課題
今回の訓練は、市民85人、市職員94人、関係機関4人、要配慮者利用施設関係46人、計229人の参加を得て実施しました。特に、関係団体や市民との連携を深め、迅速な情報共有と連絡手段の確保を目指した訓練を実施しました。訓練の成果として、関係機関との連携強化により緊急時の情報伝達の迅速化を図り、実践的な避難行動ができました。また、参加者はマイタイムラインの活用により自身の避難経路を確認し、実際の避難行動をシミュレーションすることで、緊急時の手順を確認することができました。一方で、「避難所での受付に時間がかかった」「駐車場の誘導が必要」「避難所に扇風機や網戸が不足している」など課題も浮き彫りとなりました。これらの課題を解決するために、今後も継続的な訓練と改善を行い、市民全体の防災力向上を目指してまいります。

問合せ:防災対策課
【電話】内線351

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