食品表示とは、消費者が食品の内容を確認して選び、安全に食べるための重要な情報源です。万が一、事故が生じた場合には、その原因の究明や製品回収などの措置を的確に行うための手がかりとなります。
◆食品表示の見方 (例)加工食品
◎しっとり甘いパウンドケーキなどは、小麦粉よりも先にバターや砂糖が書かれています。
それはつまり、バターや砂糖の占める割合が高いということになります。
◆栄養成分表示 100gあたり
加工食品は原則、栄養成分表示が義務づけられています。左の表項目は義務づけられているものです。このほか飽和脂肪酸と食物繊維は表示が推奨されています。
◎たんぱく質と炭水化物は1gあたりおよそ4kcal,脂質は1gあたり9kcalになります。
例えば上の表だと15.1g×9kcal=135.9kcalとなり、全体のエネルギーのうちの1/3以上を脂質でとっていることが分かります。
食品表示にはいろいろなルールがあり、知っておくと役立つことがたくさんあります。詳しく知りたい方は、消費者庁のホームページでも確認できます。
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