■さくらがわ地域医療センター 新医師のご紹介
担当科:脳神経内科
資格:日本脳神経外科学会脳神経外科専門医・指導医
ご挨拶:4月から非常勤で第2土曜日午前に脳神経内科の外来を担当することになりました、木村泰と申します。
生まれは山口県萩市で、平成3年に筑波大学医学部を卒業し、筑波メディカルセンター病院や日立総合病院に勤務した後、令和元年10月から茨城県立中央病院に赴任いたしました。この度ご縁があって、さくらがわ地域医療センターにお世話になることになりました。
平成10年から平成13年まで県西総合病院で脳神経外科医として修業を積ませていただいたこともあり、再びこの地で働くことにご縁を感じております。
診療内容は主に脳卒中、腫瘍性疾患、認知症などの脳神経疾患全般に対応しております。ただし、脳卒中は迅速な対応が必要であり、病状によっては茨城県立中央病院や筑波大学附属病院へ転送させていただくこともあります。また、超高齢社会により問題となってきた認知症のなかには、治療可能な慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)や正常圧水頭症(せいじょうあつすいとうしょう)があります。当院での精査の後に治療も担当いたします。
アルツハイマー病が疑われるような軽度の認知障害の方は茨城県立中央病院の「もの忘れ外来」と連携し、適切な治療を検討いたします。
脳疾患でお悩みがある方は、早めの受診をおすすめいたします。お気軽にご相談ください。
■子どもの睡眠実態を調査 県内初睡眠健診を実施
市内の小・中・義務教育学校の児童・生徒509名が、6月25日から7月2日の1週間、県内で初めて専用のデバイスによる睡眠測定を実施しました。
東京大学大学院医学系研究科の上田泰己(うえだひろき)教授らによる「子ども睡眠健診プロジェクト」は、子どもたちが腕時計型の測定デバイスを一週間着用し、睡眠時間や睡眠リズムなどを調査するものです。同調査は、現代の子どもの睡眠実態の把握を進めるとともに、子どもや保護者の睡眠衛生に関する理解の促進を目的としています。
参加者は、腕の動きや光の強さなどを記録することができる腕時計型のデバイスを着用し、睡眠状態を測定。測定したデータは東京大学で解析され、参加者ごとに睡眠状況が記載された測定レポートが返却されます。また、学校や学年単位のデータも解析され、学校の保健指導などにも活用される予定です。
測定に参加した南飯田小6年の雨谷龍空(あまがいりく)さんは「睡眠と健康の関係性に関心があり参加した。測定が終わっても、良い睡眠習慣を意識して生活したい」、今井萌々(いまいもも)さんは「どんな時に良い睡眠が取れているか興味があるので、測定レポートが返ってくるのが楽しみ」と話してくれました。
問合せ:健康推進課
【電話】0296-75-3159
(直通)
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