■お知らせ/11月は児童虐待防止推進月間・女性に対する暴力をなくす運動期間です
▼児童虐待防止推進月間とは
児童虐待は社会全体でかかわり、解決していくべき問題であり、こどもの「命」と「権利」、そして「未来」は社会全体で守らなければなりません。
児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向にあり、こどもの生命が奪われる重大な事件も後を絶たないなど、深刻な状況が続いています。児童虐待の発生予防、発生時の迅速・的確な対応から虐待を受けたこどもの保護・自立支援まで、切れ目ない総合的な対策をさらに進めることが必要です。そのためこども家庭庁では、毎年11月を「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」と定め、児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るため、集中的な広報・啓発活動を実施しています。
▽児童虐待を予防するために
子育てが思い通りにいかないこれって虐待?悩みを抱えていませんか。
または、まわりに子育ての悩みを抱える方がいたり、虐待かもという様子を見かけたりしていませんか。
気になる親子の様子を見かけたら、声を掛け合い地域で支えあいましょう。
そして、ご本人、地域の皆さんのどんな小さな心配事でも、早めにご相談ください。
身体的虐待:殴る・蹴る・激しく揺さぶる・やけどを負わせる、外に閉め出すなど
性的虐待:こどもへの性的行為、性的行為や性器を見せる、ポルノグラフィティの被写体にするなど
放置や養育の拒否(ネグレクト):食事を与えない、ひどく不潔にする、病気なのに医者にみせないなど
心理的虐待:言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的な扱い、こどもの前で家族に暴力をふるうなど
▼女性に対する暴力をなくす運動
毎年11月12日~25日は、女性に対する暴力をなくす運動期間です。
この期間に女性に対する暴力の問題に関する取り組みを一層強化し、女性の人権の尊重のための意識啓発や充実を図ることを目的としています。
DV、性犯罪、ストーカー行為、セクシュアル・ハラスメントなどの女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害し、決して許されない行為です。身体的な暴力だけでなく心を傷つけることも暴力となります。暴力は、性別や間柄を問わず、許されるものではありません。
プライバシーも秘密もしっかり守られますのでひとりで抱え込まず、ご相談ください。
▼児童虐待・女性に対する暴力防止のための啓発イベントを行います
児童虐待、女性に対する暴力のない社会の実現を目指し、主任児童委員・水戸葵陵高等学校書道部の皆さんに協力をいただき啓発イベントを実施します。水戸葵陵(きりょう)高等学校書道部の皆さんが、児童虐待と女性に対する暴力をなくすメッセージを込めた書道パフォーマンスを披露します。このイベントを機にこどもや女性の人権について改めて考えませんか?
日時:11月9日(土)午後2時~3時
場所:笠間ショッピングセンターポレポレシティセントラルコート(笠間市赤坂8)
問合せ:こども政策課
【電話】0296-78-3155
▼児童虐待および女性相談窓口
・児童相談所虐待対応ダイヤル「189」(いちはやく)
・茨城県女性相談センター【電話】029-221-4166
・笠間市こども部こども政策課【電話】0296-78-3155
住所:笠間市南友部1966-1地域医療センターかさま行政棟内
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