■熱中症発生状況
【令和5年 6~9月】 高萩市消防
市内で昨年6月~9月の4か月間に熱中症で救急搬送された患者数は、40人にのぼります。
年齢層別では、高齢者だけではなく、若年層でも発生しており、幅広い年代で注意が必要です。
発生場所別では、屋外16件、屋内24件と、熱中症になるのは、炎天下での運動や屋外作業だけではありません。
時間帯別では、午後9時以降に発生したケースも。
冷房を適切に使用しないと、夜間でも熱中症になる場合があります。
■身近な救急事例
・散歩中に倒れた
・自動車を運転中に意識がもうろうとした
・部屋の掃除中に気分が悪くなった
■熱中症の危険度「暑さ指数」をチェック
熱中症の危険度を判断する「暑さ指数(WBGT)※」が高いほど、注意が必要です。
指数が高い日は、こまめな水分・塩分補給や休憩を心がけましょう。
※WBGTとは
人体の熱バランスに影響する
「気温」
「湿度」
「日射・放射」
「風」
の要素を取り入れた指標のこと。
■熱中症(特別)警戒アラートに注意
熱中症の危険性が極めて高いときに発表される「熱中症警戒アラート」に加え、前例のない危険な暑さに対する「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まりました。
県内、全14か所の観測地点で、翌日の気温が著しく高くなり、熱中症による重大な健康被害のおそれがある場合に発表されます。
危険な暑さから、自分と周りの人を守りましょう。
▽熱中症特別警戒アラート
•県内全域で指数35以上
過去に例のない危険な暑さへの予防を徹底するために発表
前日 14:00頃 発表
▽熱中症警戒アラート
•指数33以上の地区
熱中症予防を促すために発表
前日 17:00頃
当日 5:00頃 発表
■避暑施設「クーリングシェルター」を活用しましょう
▽危険な暑さを避けるため
熱中症を防ぐため、暑さを避けて休憩を取れる施設「クーリングシェルター」を、市役所・図書館などに開設しました。
▽アラート発令時は外出を控える
熱中症特別警戒アラートが発表されるなど、危険な暑さが予想されるときは、できるだけ外出を控え、暑さを避けましょう。
▽やむを得ず外出するときは
外出する際に危険な暑さに見舞われた場合や、自宅に冷房設備がない場合は、水分補給をしっかり行うとともに、クーリングシェルターを活用するなどして、熱中症を予防しましょう。
■市内の クーリングシェルター(~10/23予定)
※今後、民間の協力事業所も追加予定。詳細は市ホームページをご覧ください。
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