■クリスマスの海外事情
日本のクリスマス文化は他の国とかなり異なります。海外のクリスマス習慣を紹介します。「クリスマスピクルス」はドイツ系アメリカ人が伝えたと言われるアメリカの風習です。ピクルスの飾りがクリスマスツリーのどこかに隠され、見つけた人はプレゼントをもらいます。オーストリアでは、クランプスという怪物がサンタと同行し、悪い子に罰を与えると言われます。12月5日はクランプスの日とされ、クランプスの衣装を着て悪い子を怖がらせるという行事があります。イギリスを構成する国の一つであるウェールズでは、クリスマスの日から十二夜(1月5日)までの間にマリ・ルイードが家々を訪れ、同行者がウェールズのフォークソングを歌います。マリ・ルイードとは、死んだ馬をイメージした白いシーツで身を隠しながら馬の頭骨を付けた衣装を指します。クリスマスの習慣は奥が深いですね。
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