ほけんとふくし(3)

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■11月は『オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン』実施期間です〈体罰などによらない子育てを広げましょう〉
児童虐待の相談件数は増加の一途をたどっており、子どもの心や体に大きな傷を与え、時には命が失われる重篤な結果につながるものもあります。この中には、保護者が「しつけ」と称して暴力・虐待を行っていたものもあります。
このようなことを踏まえ、令和2年4月から法律の改正により、体罰が許されないものであることが明確になりました。子どもが健やかに成長・発達するために、一人ひとりが体罰などに対する意識を変え、保護者支援を含め社会全体が手を取り、体罰などのない社会を実現していきましょう。

〇「しつけ」とは
子どもの人格や才能等を伸ばし、社会で自律した生活を送れるようにすることなどの目的で、子どもをサポートし社会性を育む行為です。

〇「体罰」とは
しつけのためだと保護者が思っても、子どもの心身に何らかの苦痛を引き起こし、不快感を意図的にもたらす行為(罰)である場合は、どんなに軽いものであっても体罰に該当し、法律で禁止されています。

▽このようなことを行っていませんか
・言葉で注意したが言うことを聞かないので頬を叩いた
・宿題をしなかったので、夕食を与えなかった
↓
体罰にあたります

・冗談のつもりで「お前なんか生まれてこなければよかった」など、子どもの存在を否定するようなことを言った
・やる気を出させるという口実で、きょうだいを引き合いにしてけなした
↓
子どもの心を傷つける行為です

▽子育てはいろいろな人の力とともに
日々、頑張りすぎていませんか。子どもを育てる上では、支援を受けることも必要です。ひとりで抱え込まないで、信頼できる方やこども家庭課へご相談ください。

▽児童相談所相談専用ダイヤル
児童相談所は、子どもの健やかな成長を願い、ともに考え、問題を解決していく専門の相談機関です。育児、出産など、子どもの福祉に関するさまざまな相談を受け付けています。フリーダイヤル【電話】0120-189-783(いちはやく・おなやみを)までご相談ください。お近くの児童相談所につながります。

▽子育て支援サービスの紹介
保護者が病気や仕事の理由によりお子さんの養育を誰にも頼めないときに、児童養護施設などでお子さんを預かるサービスです。

〈ショートステイ(1泊)〉
2歳未満：5,350円
2歳以上：2,750円
※一定期間預けることができます。(7日以内)
〈トワイライトステイ(1回)〉
750円
※平日の夜間や休日に預けることができます。

※生活保護・非課税世帯・ひとり親世帯は料金が異なりますので、お問い合わせください
※事前に申請手続きが必要です

◎虐待かも3333と思ったら189(いちはやく)
児童相談所虐待対応ダイヤル
通話料無料

問合せ：こども家庭課
【電話】37-0029