◆平和への取組み
「平和コンサート in ながよ vol.25」~平和の祈りを音楽に乗せて~
8月4日、町民文化ホールで開催されました。今年で25回目となる平和コンサートに、子どもから大人まで総勢100人ほどの方が参加しました。最後は出演者一同で演奏する「ふるさと」で盛会の裡に幕を閉じました。ご来場いただいた方からは「素晴らしい演奏ばかりだった」「演奏を聞いて無意識に顔がほころんでいることに気づいた。世の中の人たちが音楽をニコニコ楽しめる世界になればよいなと思った」等の声をいただきました。ご協力、ご来場いただいた全ての皆さまに心より感謝を申し上げます。
・平和コンサートinながよFacebook
Facebookにてコンサートの様子を紹介しています。ぜひご覧ください。
※二次元コードは本紙P.4をご覧下さい。
▽「原爆被爆者救援・救護活動 炊き出し釜跡地」に銘板を設置しました
8月7日、広瀬酒本舗(斉藤郷)敷地内において、原爆被爆者の救護活動で使用された炊き出し釜の跡地に、銘板を設置しました。
爆心地から6.5kmの場所に位置する広瀬酒本舗では、地元警防団の要請を受け、原爆投下の翌日から、負傷した被爆者のために私財を投げ打って、おにぎりの炊き出しが行われました。戦時の供出を免れていた麹づくり用の鉄釜が使用されたこの炊き出しは、1回当たり約500食分を1日3回、約10日間続き、使った米は1,500俵にも上ったそうです。おにぎりは、負傷者が収容されていた長与国民学校及び同高田分校に配られました。
実際に使われた鉄釜は、現在では長崎原爆資料館で展示されています。
▽長与町被爆体験談集-想う、そしてつなぐ-
被爆された方々の過去の辛い体験と平和への強い願いを後世に残すため、多くの町民の協力を経て、平成23年に被爆体験談集を発行しました。「長与町被爆体験談集」は、町図書館をはじめ、各公共施設で閲覧・貸出が可能です。多くの方々の目に触れ、戦争の悲惨さ、そして平和の大切さが継承されることを願っています。ぜひ、ご覧ください。
○原爆展
核兵器が広島・長崎にもたらした被害の様子や平和の大切さを伝えることを目的とし、原爆の熱線や爆風による被害の様子の写真、そのほか代表小・中学生による平和宣言、平和のメッセージ、千羽鶴を展示しています。
○原爆受難者慰霊祭
8月9日、原爆投下によって尊い命を落とされた犠牲者の霊を弔うために、原爆被爆者の会や関係者などが参列し、原爆投下時刻の11時2分に爆心地の方向へ黙とうを捧げ、犠牲者の冥福と恒久平和を祈りました。
○長与町平和事業の歩み
○長与町内平和マップ
※マップは本紙P.5をご覧下さい。
町内にある祈念碑や遺構などについて紹介します。今回紹介するもの以外にも、平和に関する展示品や跡地があります。足を運んでみてはいかがでしょうか。
・祈念碑や遺構などの詳細はこちら
※二次元コードは本紙P.5をご覧下さい。
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