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-あなたの一歩を応援します-発見!トライ人

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長崎県長崎市

ながさきに新たな風を吹かせる挑戦びと、“トライ人”を紹介するコーナー。
若者からベテラン、輝くみなさんの挑戦ストーリーとは!?

■『子どもが安心して遊べる森をつくる』挑戦
長崎いこいの里の森保全の会 早川莞爾(かんじ)さん

▽トライ年表
1998年7月
・あぐりの丘オープン
・農業サークルで活動開始
2007年
・「長崎いこいの里の森保全の会」設立
・イベントの運営開始
2014年4月
・雑草の片づけや椎茸の栽培を開始
2018年
・森林ボランティア団体に登録

◆人が集まる森にするために
「あぐりの丘」が開園し、ボランティアとして農業サークルで敷地内の田んぼや園内の整備を行っていた早川さん。ある日、周辺の森が暗くて怖いという利用者の声を耳にしたそう。そこで、みんなから親しまれる明るい森を作ろうと、職場の後輩たちも含めた15人で、「長崎いこいの里の森保全の会」を設立しました。自然を壊さずに過ごしやすい森を作ることをモットーに活動中です。現在は、森ヨガなどのイベントも開催できるほど、明るくきれいな森に生まれ変わりました。
森の保全活動に加えて、椎茸栽培や、あぐりの丘展望スペースの整備、イベントの充実化なども行っています。特に力を入れているのが、子ども向けイベントの運営です。例えば「森の散策」では、昆虫採集や植物採集、食べられる植物の見分け方など、遊びながら自然について学ぶことができます。子どもたちが汗だくになって楽しんでいる様子や、「また来たい」という声が早川さんにとって最大のやりがいになっているそうです。
早川さんは他にも、地域で老人会や子ども会などの運営もしていて、地域の人とのつながりを大切にしているそう。「いこいの里を利用してくれる人たちにとって、ここが一つのコミュニティになれば」と語ります。
いこいの里では「森の散策」以外にも、「里山昆虫採集」や「里山観察会」など、季節に合ったイベントが多数開催されています。ぜひ訪れてみてください。

◆「挑戦」に不可欠なものは?
▽仲間
間伐(かんばつ)などの整備は専門的な知識が必要で過酷な作業です。1人では骨が折れるような作業も、「自然を愛する」という同じ信念をもった仲間と共に働くことで頑張れるそう。今後も仲間と共に明るい森を整備していきます。

▽あなたの気になるトライ人募集!
市内で新たな一歩を踏み出す人、または挑戦を支える「トライ人」を募集しています。
自薦・他薦は問いません。市ホームページかはがきでご応募ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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