八月九日(金)に、赤沢自然休養林のアクセス路等に生息している特定外来植物オオハンゴンソウの駆除作業が、「赤沢渓谷を美しくする保護管理協議会」の主催により行われました。
オオハンゴンソウは北アメリカ原産のキク科の多年生で、日本へは園芸植物として明治時代に導入され、肥沃で湿った場所に生育しています。黄色の鮮やかな花を咲かせますが、繁殖力が強く、在来植物の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、外来生物法により、栽培・運搬・販売などが禁止されています。
「赤沢渓谷を美しくする保護管理協議会」では、花が咲き結実する前に駆除しようと例年この時期に駆除作業を行っており、保護管理協議会員、木曽地域振興局職員、町職員など六十一名の方々が参加しました。
朝から夏の日差しが強く暑い中、参加者の皆さんは汗だくになりながら、これ以上拡がらないよう一本一本丁寧に抜き取っていきました。今回の作業では、参加者の皆さんの頑張りにより、一,〇一〇kgを駆除することができました。
オオハンゴンソウは繁殖力の強い植物です。町内でこれ以上拡げないためにも、町内で見かけた場合には駆除へのご協力をよろしくお願い致します。
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