■美しき故事 民話「孝行猿」の物語
本校では、9月の参観日に孝行猿集会を行っています。親が子を、子が親を思う心や、親子の絆について考える大事な機会として、平成元年から続いています。
集会では3年生が孝行猿の劇を発表します。1学期から学習ボランティアの方にお世話になりながら、孝行猿の墓や資料館を見学して民話を学習します。その後、劇の配役・舞台設定・台詞・音楽などを担任や音楽の先生と決めて練習します。物語の大筋は毎年変わりませんが、子どもたちの長所やアイデアは毎年違うので、その年の3年生の個性が大きく反映されます。子どもたちが中心となって練習を進められるように、先生は基本的にアドバイス役に徹しています。
集会当日は、全校児童・保護者・地域の方の前で精一杯発表します。2年生は来年の自分を想像しながら目を見張り、高学年は終わった後に労いの言葉をかけます。大きな拍手をもらい、大きな達成感・満足感を味わった3年生は、一回り大きく強くなって、高学年の仲間入りに備えます。
問合せ:学校教育課
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