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自治体の皆さまへ

Vol.136 議会だより

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長野県伊那市

■議員研修会報告
今年度実施した研修の一部を報告いたします。

●10月13日 上牧里山自然パーク視察
上牧里山づくりの会代表の唐木隆夫さんと池上克彦上牧区長から、里山整備と活用について説明を受け、パークの案内をしていただきました。
上牧区では、2012年に「おらが里山」を再度復活させようと、上牧住民の有志でつくる里山保全団体が発足しました。国や県の支援事業を活用し、住民と県や市、専門家などの協働作業で、雑草木の刈払いと植樹、自然歩道整備、公園化整備(あずま屋、ピザ釜、炭焼き小屋、足湯)などを実現してきました。現在は保育園・小学校の里山学習プログラムが実践され、保護者も活用しています。多くの学びを得る機会となりました。

●10月13日 ハラスメント研修
産業カウンセラーの高橋知也氏による研修を受けました。ハラスメントとは、相手の意に反する行為によって不快にさせたり、相手の人間としての尊厳を傷つけたり、脅したりすることであり、セクハラ、パワハラ、そしてマタハラなどの種類があります。国内でも議員がハラスメントの加害者になった例があるとのことでした。

▽ハラスメント防止のポイントを学びました
(1)知識を身に付け、お互いに気配りをし、自ら意思表示することが必要である
(2)聴く力と伝える力、質問する力のコミュニケーションスキルを身につけることが大事

●1月24日 議会政策サイクル研修
大正大学公共政策学科の江藤俊昭教授を昨年に続いてお招きし、「政策サイクル」についての研修会を行いました。議会だよりの活用の話から始まる江藤先生の講義に、議員一同見識の深さを感じ、感銘を受けました。
令和4年度から、議会改革特別委員会において、「伊那市議会における政策サイクル」実施に向けて研究を続けており、江藤教授には、伊那市議会の「政策サイクル」の方向性についてご示唆をいただきました。令和6年度から実施する方向で準備を進めていきます。

▽伊那市議会ひとくちメモ
政策サイクルとは…市民と議会との意見交換会や高校生との意見交換会などで出された意見から、課題を取り上げ、議員間討議を行い、政策提言へ結びつけ反映させる一連の流れのこと。

■議会政策サポーターを募集します
市民の皆さんの声を市への政策提言に結びつけるため、議会政策(市民)サポーターを募集します。

▽政策サポーターの役割
(1)総務文教、社会、経済建設、議会運営の各委員会で必要なときに、政策提言のための調査または議案の審査のための参考意見を述べる。
(2)各委員会の委員と年1回以上、意見交換を行う。

対象:市内に居住または市内の企業に就労、学校等に通っている方
登録期間:2年以内
募集人数:15人以内
申込方法:備え付けの申込書に必要事項を記入の上、4月30日(火)までに議会事務局に提出してください。申込書の提出は、持参、郵送、ファックス、メールのいずれでも構いません。
※申込書は、議会ホームページからダウンロードすることができます。

文責:伊那市議会広報委員会

問合せ:伊那市議会事務局
【電話】0265-96-8149【FAX】0265-76-9117【E-mail】gkj@inacity.jp

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