■9月29日(日)両館とも無料で入館できます
伊那市立高遠町歴史博物館…開館記念日
伊那市民俗資料館…開館記念の日
■高遠町歴史博物館
▽秋季企画展「山に育まれて」
9月14日(土)~12月15日(日)(入館料が必要です)
・オープニング式典…9月14日(土)午前10時~11時
一般来館者の参加を歓迎します。学芸員による解説があります。
高遠藩の木師(きし)は藩所有の「御林(おはやし)」を管理し、木を切り出して材木を生産する職人です。親分である本木師と子分である助木師とが組を作って活動していました。本木師も助木師も高遠藩が木製の鑑札を発行して管理していました。元禄4年(1791)11月に一度改められ、その後安永9年(1780)12月、寛政11年(1799)12月、文化2年(1805)3月に札の確認があり、改めた証拠として焼き印が押されました。焼き印は元禄期と安永期が丸に篆書の信字、寛政期と文化期が篆書の木字になっていました。
▽第33回 歴博講座―秋季企画展関連講座―
10月12日(土)(入館料が必要です)午後1時30分~3時30分
テーマ:「近世上伊那の村々と榑木―木材を巡る支配の変化―」
会場:地域間交流施設(歴博となり)
講師:前澤健氏(飯田市歴史研究所特任研究員)
内容:榑木は、樹木をたてにいくつかに割り、心材を除いた扇型の木材のことで山に近い村落では大切な税でした。榑木を伐り出して運ぶ負担もあって榑木役といいました。幕府や藩は木材を巡ってどのように支配していたのか、上伊那地域から考えます。
定員:40人
参加費:100円
予約:9月15日(日)から電話かメールで受け付けます。
▽第11回上伊那郡市小中学生新聞展
10月26日(土)~11月17日(日)
会場:歴史博物館および高遠町地域間交流施設
上伊那郡市の小中学校の子どもたちによる力作をご覧ください。
※一般の方は入館料が必要ですが、上伊那地域の小中学生のご家族は無料でご入館いただけます。
問合せ:高遠町歴史博物館 〒396-0213 伊那市高遠町東高遠457
【電話】94-4444【FAX】94-4460【E-mail】t-rhk@inacity.jp
入館料:一般400円
9月休館日:2日(月)、3日(火)、9日(月)~13日(金)(展示替え)、17日(火)、24日(火)、30日(月)
■伊那市民俗資料館
▽「旧池上家」を紹介します
池上家は高遠藩ご用達商人で瀬戸物やしょうゆなどを商う有力な商家でした。鉾持町の「池上家住宅」は江戸時代に建てられた町屋建築として貴重で、伊那市指定有形文化財です。荒井清翠の日本画も見ることができます。
民俗資料館に連絡すると見学が可能です。(入館料が必要です)
▽もみじ祭り 秋のお茶会
10月20日(日)(入館料が必要です)午前10時~正午
会場:高遠なつかし館、旧馬島家住宅
「高遠をこよなく愛する会」によるお茶会(野点)を催します。もみじの美しい秋。お茶とお話しでお楽しみください。
講話:「茶人の話」(福澤浩之学芸員)
参加費:300円(別途入館料200円)
定員:20人
予約:9月20日(金)より受け付けます。
電話かメールでお申込みください。
定員になり次第締め切ります。
問合せ:伊那市民俗資料館 〒396-0213 伊那市高遠町東高遠2074
【電話・FAX】94-4044【E-mail】t-msk@inacity.jp
入館料:一般200円
9月休館日:毎週火曜日、水曜日、木曜
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両館とも高校生以下および18歳未満の方、障がい者手帳等をお持ちの方とその付添いの方1人は無料です。団体その他の減免制度もあります。お問合せください。
開館時間:午前9時(民俗資料館は10時)~午後5時(受付はいずれも午後4時30分まで)
※詳しくは高遠町歴史博物館・民俗資料館のホームページをご覧ください。
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