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[特集]令和6年度塩尻市予算(1)

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長野県塩尻市

令和6年度一般会計予算の総額は311億円で、対前年度比1.6%増の5億円の増額となります。予算の概要と、主な取り組みをお知らせします。

一般会計:311億円

■未来投資戦略スタート予算
「しおじり未来投資戦略(第六次塩尻市総合計画)」の初年度となる令和6年度の一般会計予算の総額は、5年度と比較して5億円増額の311億円、過去2番目の予算規模となりました。

■歳入と歳出の特徴
歳入では、市税は、前年度比2.2%増額の103億6596万円となりました。理由としては、給与所得の増加を見込むことにより市民税の増額、路線価格の見直しを行ったことで市街化区域を中心に土地の価格が上昇したことにより固定資産税の増額を見込むことが挙げられます。また、地方交付税は前年度比1.1%の減額となりました。
歳出では、障害福祉サービス給付費の増加や児童手当の対象年齢拡大などの影響により扶助費が増額、人事院勧告に伴う人件費の増加などにより義務的経費が前年度比で7億7900万円増加しました。

■地域の未来への投資と重要課題への対応
令和6年度から令和14年度までの9年を期間とするしおじり未来投資戦略は、「地域の未来への投資戦略」を軸に、9年間共通の三つの基本戦略を柱としています。3年間ごとの中期戦略による施策から構成され、この戦略に沿って事業が行われます。
例えば、基本戦略A「未来共育」では、施策1-4「ライフスタイルに合う預け先があることで、家庭で子どもと過ごす時間がより充実できる」として、第2子以降の保育料無償化などを新たに始めます。
また、基本戦略B「共創循環」では、施策5-3「脱炭素社会を実現する必要性が共有され、再生可能エネルギーの導入が広がり、研究が始まる」として、個人などが行う再生可能エネルギーや省エネルギーへの投資に対する補助などを新設します。
さらに、基本戦略C「安心共生」では、施策7-2「相談窓口や相談先・つなぐ先が共有され、困っている人へ届く」として、誰一人取り残さない全世代対応型の支援体制づくりを進めます。
しおじり未来投資戦略に基づく事業の他にも、原油高・物価高騰対策として、保育園や小中学校の給食費の物価高騰分を行政負担とする予算を計上するなど目下の重要課題に対応しながら、一般会計だけでなく、特別会計や公営企業会計も含めて、限られた経営資源を有効に活用して、市民の皆さんのウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)の向上を目指していきます。

※6年度予算の詳細は、市ホームページ(【URL】https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/11/2519.html)をご覧ください。

■会計別予算額
一般会計:市税や国、県からの交付金などを主な財源とする行政運営の基本となる会計で、市が行う事業の大部分を占めています。
特別会計:特定の事業を行うための会計で、主として保険料や使用料などの収入で賄われています。
公営企業会計:事業によって得る収入で支出を賄う独立採算型の会計です。

※端数調整のため、必ずしも合計などは一致しません。

■一般会計の歳入

◇市税の内訳

■一般会計の歳出

◇歳出を目的別に分類

問合せ:財政課財政係
【電話】0263-52-0280(内線)1361

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