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自治体の皆さまへ

保健師だより

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長野県天龍村

■『オーラルフレイルの予防』
おいしく食べることは、生きるうえで楽しみのひとつです。高齢になっても、おいしい食べ物を噛んで食べられるように、今から準備してみませんか。
英語で「オーラル」は『口腔』、「フレイル」は『虚弱』という意味です。「オーラルフレイル」とは『口腔機能の衰えが全身の老化につながるという考え方』です。そこで歯・舌・のど・口周りの筋肉などの口腔機能の衰えに気づき、早めに対処して、全身の機能低下を防ぐことが重要です。
次に心当たりのある場合は、さっそくオーラルフレイル対策に取り組みましょう。
・口が乾く
・飲み物や汁物でむせる
・食べ物を口からこぼす
・食事に時間がかかる
・口の中に食べかすが残る
・薬が飲みこみにくい
・活舌が悪くなった
・固くて噛めない食品が増えた

◇オーラルフレイル予防3本柱
(1)しっかりと噛める歯を!(入れ歯でもいい)
むし歯や歯周病の治療と予防。歯が無い部分には入れ歯を。

(2)きれいな口を!
口の中の細菌を減らすために、丁寧に歯を磨く。入れ歯も外して歯ブラシで磨く。悪いところは早めに治療する。

(3)よく動く口を!
ゆっくりとよく噛んで食べる、話す、歌うなど意識的に口を使う。ブクブクうがいで口周りの筋力をつける。

◇口腔体操でトレーニング
運動で足腰を鍛えるのと同様、口やのどの筋肉を鍛えると、噛む・飲みこみの機能が向上します。唾液の分泌が促され、飲みこみやすくなり、誤嚥防止につながります。

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