みなさん『ポリファーマシー』をご存じですか。年齢を重ねると抱える持病や心身の不調が増えていきます。そして、不調の数だけ処方される薬も多くなります。薬は病気の治療や症状緩和のために大切です。一方で、多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態を『ポリファーマシー』と言います。(単に服用する薬が多いことではありません。)
薬と上手に付き合い『ポリファーマシー』を防ぎましょう。そのためには、どうすれば良いでしょうか。
・かかりつけ医・かかりつけ薬局を持ち、飲んでいる薬の情報を共有してもらいましょう。
・おくすり手帳は一冊にまとめ、飲んでいる薬の全体が把握できるようにしておきましょう。
・新しい薬が追加されたり、薬が変わったりしたときは、体調に変化がないか注意しましょう。
・処方された薬の自己判断での中断は避けましょう。
また、お薬カレンダーやお薬ケースを利用して、服薬管理をするのもお勧めです。これを機に、かかりつけ医やかかりつけ薬局と相談し、ご自身の服薬についての理解を深めましょう。
●毎月19日は食育の日です。
11月は「みんなで“和食”を食べましょう」
皆さんは普段から和食を食べていますか?最近では、食の多様化が進み、日本から和食文化の存在が薄れつつありますが、2013年には「和食」は無形文化遺産に登録され、国内外から注目を集めています。日本の食事スタイルである、ごはん・汁・漬物を組み合わせた献立は、栄養バランスがとりやすく、また、日本人の長寿や肥満防止に役立っているといわれています。最近和食を食べていないなあ、という方は日々の食事に和食を取り入れてみませんか?
問合せ:保健福祉課(保健福祉センターいちの里内)
【電話】97-2100
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