山形村今、空き家について考える

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●空き家　6年で29件増加
!令和5年度に村では空き家実態調査と所有者に対する意向調査を実施しました。平成29年に実施した同調査と比較して、空き家の件数は6年で29件増加しました。少子高齢化に伴い今後も空き家の数は増加していくものと考えられます。また、管理されていない空き家も増加しています。地区別の件数は下表のとおりですが、地区により空き家の数も増減も違いがあるようです。

○山形村空き家の件数の推移

●持ち家について話し合ってみませんか?
空き家の問題は、今は関係ないと思っていても、いずれ誰にでも起こる問題であり、もはや他人事ではありません。これから空き家となるかもしれない「空き家予備群」となりそうな住宅をお持ちの人は、将来どうしていくのかをご家族・ご親族で話し合いましょう。これを機に、空き家について考えてみませんか?

●地区別の空き家件数の推移

●空き家意向アンケート調査
令和5年度の空き家実態調査では、空き家所有者102人を対象に空き家活用に関するアンケート調査を実施しました。回答数は48人、回答率は47%と半数近い回答が得られました。
調査結果の一部を抜粋したのが、右のグラフです。調査結果から、空き家の所有者は60代以上が多いことが分かります。また、今後の空き家の活用予定では、「売却したい、賃貸したい、解体したい」が半数であり、空き家の今後の活用が見込まれます。

○回答者の年代

○活用意向結果

■空き家バンクに登録しませんか?
地域おこし協力隊　幸地　慶(こうちけい)
村では平成30年度から空き家バンクを運営しています。令和5年度(3月12日現在)の登録実績は8件、そのうち成約した件数は3件。現在募集中が2件、募集に向けて改修中が3件です。

○山形村空き家バンクとは?
この制度は空き家所有者と空き家を活用したい人をつなぐものです。ご所有の空き家を、売買または賃貸したいと考えている方はぜひ山形村空き家バンクにご登録ください!

○空き家バンクのメリット
・空き家バンクは村と提携している宅建業者5社が仲介を行なうので安心してお任せいただけます。
提携5社…(株)籠田工務店、(株)源氣、(株)シェープワンズ、(有)親和住宅、マルヤマ不動産
・空き家の改修・片づけに補助金が活用できます。
空き家でお困りでしたら、いつでもご相談を!役場にて私がご対応します!

○山形村空き家バンクのイメージ図

○まずはご相談を!
どこに相談したらいいか分からない。どうしたらいいのか分からない等、空き家で困っていることがありましたら、ぜひご相談を! 相談窓口は常にオープンしております。
協力隊幸地隊員がご対応します。事前の相談ご予約も可能です。

○相続登記が義務化されたことに伴い相続登記and空き家相談セミナーの開催
令和4、5年度にご好評いただいた相続登記and空き家相談セミナーを令和6年度も実施予定です。
※詳細が決まりましたら広報でお知らせします。開催してほしいセミナーがございましたらこちらまで。

◆空き家改修・片づけ補助金
補助金の条件：空き家バンクに登録等
補助額：改修・片づけ費用の1/2(最大70万円)

◆空き家解体補助金
補助金の条件：昭和56年5月31日以前に建築された建物等
補助額：解体費用の1/2(最大50万円)