■楽しく夏を乗り切ろう!
日に日に気温も上がり、暑い夏を迎えようとしています。夏といえば海水浴に花火、キャンプをしたりと楽しいことが盛りだくさんです。そんな夏を存分に楽しむためにも、熱中症対策や自己管理の知識を知っておくことが大切です。
○「熱中症とは?」
高温の環境下で体が適応できず、体温調節機能が障害されることで発症する病気です。症状としては重症度別に次のようなものがあります。
(1)I度熱中症
めまいや立ちくらみ、多量の発汗、筋肉痛といった症状がみられます。
(2)II度熱中症
頭痛や嘔吐、倦怠感、虚脱感といった症状がみられ自力での水分補給が困難になります。
(3)III度熱中症
意識障害や痙攣、著しい脱水を認めると発汗が停止するといった症状が現れ、緊急で入院治療が必要となります。
○「熱中症を防ごう!」
・外出時はもちろん、室内にいる場合も小まめに水分補給をしましょう。
・帽子や日傘を利用して直射日光を防ぎましょう。
・冷たいタオルや氷、保冷剤などで体を冷やしましょう。
○「熱中症になったら?」
・日陰などの涼しい場所へ避難し体を冷やしましょう。
・水分、可能であれば経口補水液を補給しましょう。
・自分で水分補給ができない場合や、意識がもうろうとしている場合にはすぐに救急車を呼んでください!
○「まとめ」
暑さに慣れていないと熱中症になる危険性が高まります。体を暑さに慣らす(暑熱順化)ため、適度な運動で発汗することを心がけましょう。
熱中症に気を付けながら楽しく夏を乗り切りましょう。
問合せ:松本広域消防局 山形消防署
【電話】98-4455
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