■見て来て聞いて協力隊!どんな活動しているの?
◇木祖村にお住まいの皆さまへ
現在、木祖村では丸山・菅原・平野・坂口の4人の隊員がそれぞれのテーマをもって活動しています。今年度が半分経過した今、私たちがこの半年どんな活動をしてきたのか、これから半年どんな活動をするつもりなのかを、この場を借りて報告させていただきます。
■木祖村農業に挑戦する丸山なつみ隊員より〔農を学びて時に之を習う〕
◇畑で学んだ、上半期
今年はインプットの年と定め、木祖村、栽培さまざまな作目の農家さんの作業にお邪魔しました。トウモロコシを作り、畑をお借りして小物を作り、自分がどういう作業に向いているのかわかってきた気がします。では耕作放棄地の作付に向いている作物はなにか。それを確かめようと雑穀やえごま、唐辛子など実験的に作りました。今は来年の耕作に向けて放棄地を開墾しているところです。
◇畑以外の勉強を、下半期
作業に追われて反省や勉強が後回しになっていた、栽培管理の理論や、農業経営についての知識を得ること、じっくり栽培計画を練ること。法人化にも興味があります。来年は獣害に強く、粗放な栽培に耐えるえごまの機械化に挑戦したい。そのためにはやっぱり学ぶことですね。ほかにも就農の準備、例えば農業機械を揃えるだとか、作業小屋を建てるだとか…。加工品の試作、6次化といったことにも挑戦していきます!
■一次産業を盛り上げる菅原りょうた隊員の〔農から始まるエトセトラ〕
◇上半期の活動(令和5年度)
上半期にトウモロコシ生産事業で農地二反を活用して約2900本の出荷ができた。去年までもち麦の栽培をしていた畑でのトウモロコシ栽培だったのでこの本数は良い出来だと思う。しかし収量はあったがサイズが小さかったという結果になってしまった。原因としては降水量の少なさが影響していると考える。来年度は冠水チューブを設置して適切な量の水を上げたい。来年度は規模を拡大して収量を増やしたい。
◇下半期の活動(令和5年度)
下半期は狩猟に力を入れていきたい。木祖村では有害鳥獣駆除に従事している人がたくさんいるのでその人たちの技術をみて学び、今後の活動に生かしていきたい。他にはジビエ加工施設の設立のための勉強をしたい。有害鳥獣の駆除をした後にそのまま肉を捨てることはもったいないことだと思うので施設設立のための勉強であったり設備の要項を調べていきたい。
■原体験を作り届ける平野らすかる隊員より〔活動冒険探求録〕
◇木祖村 × ○○○ 地域とのコラボレーション
今年度のテーマはコラボレーション。「子どもたちに原体験を届け続ける」を胸に、色んな地域と連携し、たくさんの子どもたちの笑顔を作ってまいりました。木曽川流域を中心に、名古屋、日進、上松、開田、日義などの地域と木祖村を結びつけ、作ったものを交換したり、お互いの地域を見せ合ったり、その地域ならではの素材を用いたり。目が回るような楽しさに、ワクワクが止まりません。コラボレーション先のアイデアも絶賛募集中です◎
◇らすかる × ○○○ 人とのコラボレーション
村の木工作家ナルカリクラフトさん、村の観光大使いっせーさん、木祖村を代表する先輩方の力を借りて、「遊ぶ、作る、届ける」のノウハウを学んでおります。弟子入りしてお祭に同行したり、イベント出展における商品開発に携わったり、まだまだまだまだ知るコト、学ぶコト、気づくコトがたくさんあります。伸びしろしかないです。これからも木祖村を拠に精進してまいります。乞うご期待!今後ともよろしくお願いします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>