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自治体の皆さまへ

生き活き 長生き健康とうみ

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長野県東御市

■筋肉の取扱説明書(柔らかく…編)
◇筋肉ほど大切なものはない⁉
「脳みそまで筋肉」という少しマイナスイメージの表現もあるためか、筋肉がとても大切な役割を果たしているにもかかわらず、少し軽んじられてきた印象がありました。
そんな心配の一方、テレビでは「〝衰えない〟筋肉」のトリセツ、という番組が放送されたり、専門誌「健康づくり」では「健康寿命延伸の鍵は筋力~筋力・筋肉の最新の知見~」という特集が組まれたりしています。ここでは、「生き活き長生き」のために、「筋肉ほど大切なものはない!」という立場から、市民の皆さん向けに情報提供していきます。誰にとっても大切な筋肉の構造や機能をわかりやすく解説するとともに、良い状態を保ち続けるための方法も具体的に伝えていきたいと考えています。

◇筋肉はどんな役割を果たしている?
筋肉の一番の役割は「動く・動かす」ことです。意識して動かすことができる筋肉(随意筋)は「骨格筋」と言われるもので、これから伝えるのは、骨格筋の話が中心です。一方、意識して動かせない筋肉(不随意筋)の「心筋(心臓を動かす筋肉)」や「平滑筋(内臓を動かす筋肉)」も、生命そのものを支える大切なものです。
また筋肉は、「動かす」役割以外に、からだに取り込んだ糖や脂が利用されエネルギーを産み出す代謝機能や、体温維持のために熱を産み出す機能など、いくつもの大切な役割を果たしています(追ってご紹介します)。

◇「筋肉の取り扱い」はじめの一歩
良い筋肉の条件は、「量がある」、「力がある」、「柔らかい」の3つです。はじめの一歩としてお勧めしたいのは、筋肉を「柔らかく」保つために、硬くなった筋肉をゆっくり、じんわり、気持ちよく伸ばすストレッチです。こまめに行うことで、痛みやコリを軽くする効果が期待できます。20秒程度で良いので、硬いと感じる部位の筋肉を伸ばすことから始めてみませんか?

文責:(公財)身体教育医学研究所

問合せ:健康推進課
【電話】64-8883

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