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自治体の皆さまへ

館報 はくば 2024.3.18 Vol.520

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長野県白馬村

◆白馬村公民館 来年度のごあんない
白馬村公民館では「魅力ある自然を守り、守るべきふるさとの歴史と文化を継承する。次世代を担う青少年の育成と学びあい、育てあう村づくりに貢献する。」を目標として公民館講座などの内容充実を図るとともに、村民の社会活動への参加や生涯学習活動を促進していきます。
令和6年度開講予定の公民館講座の一部を紹介いたします。

いずれの講座も日程など変更の場合がありますのでご了承ください。この他にも公民館講座を予定しています。詳細は新聞折込みや白馬村行政公式ホームページ等でお知らせします。

◆里山道中 東山スノーシュー ~太郎山を歩く~
この冬は、温暖化の影響でしょうか、降雪量が少ないことから開催できないことを心配していましたが、前日は大雪となりスノーシュー開催の条件が整いました。当日は、曇りがちの空模様でしたが時折青空がのぞき、スノーシュー日和となりました。
大町市の旧やなばスキー場から和知場峠を経由して太郎山(標高1051m)を目指し、三日市場の大宮城跡地を巡り、終点の三日市場公民館まで約8km、上り211m・下り301mの行程でした。
前日の新雪を踏みながら一歩一歩進んでいくと、動物の足跡が見られたり、木々の枝には前日の雪が乗っかり、その奥先には青木湖が見えたり、更に歩いていくと白馬の麓が見えたりする景色は、この時期ならではのコントラストです。昨年度も同時期に同コースを晴天下のなか歩きましたが、同じコースを歩いても気象条件によっては、全く違った景色を楽しむことができます。
途中休憩を入れながら、地域の歴史の説明やスノーシューを楽しむためのアドバイスなどをいただきながら大自然を満喫しました。

◆令和6年度芸術文化シリーズ実行委員会からのお知らせ
白馬ウイング21芸術文化シリーズ実行委員会、ウイング21ホール友の会では、令和6年度左記の予定で公演を計画しています。村内で生演奏や公演を観たり、聴いたりする機会を創ることで芸術文化の振興とウイング21文化ホールの利活用に寄与していきます。
8月上旬は、クラッシック音楽を存分にお楽しみいただけます。また、地域ゆかりの演奏家による“はつゆきコンサート”は、10回の節目を迎えます。手づくりの心温まる公演を皆さんにお届けします。その他にも好評をいただいている映画は6月頃の上映を予定しています。詳細は決定次第、新聞折込みや白馬村行政公式ホームページ等でお知らせします。

◆震災アーカイブサポーターズ養成講座
令和3年度から神城断層地震の伝承に向け開催していた「震災アーカイブサポーターズ養成講座」が、令和5年度で一区切りとなりました。災害を記録として残すだけでなく、住民自らが語り部やガイドとなり伝承していくことを目標に、村の公民館講座「山麓めぐり」でガイドを務める方々に参加していただきました。初年度は白馬の地形や過去の地震災害についての学習、「災害アーカイブ」の使い方を学ぶことから始め、村内にすでに設置されている震災看板や断層をめぐって専門知識を深め、実際のガイド活動と結びつくような学習を進めました。令和4年度・5年度は、白馬村と同じくこの地震で被害を受けた小谷村の現場に実地学習へ行ったり、実践として長野市など外部からの視察対応も複数回行いました。また、ガイド技術と防災に関する知識のアップデートをして今後のガイド活動にも活かしていくため、最後には白馬村の災害年表を協力して作成しました。村内小学校での防災教育で活用したり白馬村文化祭でも展示を行いました。

白馬村公民館
館長 太田洋一
【電話】0261-85-0726【FAX】0261-85-0723

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