■ノロウイルス食中毒に気を付けましょう!
冬はノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒が急増するシーズンです。ノロウイルスは少量でも感染し、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛などを起こします。特に子どもや高齢者が感染すると、症状が重くなることがありますので注意が必要です。
ノロウイルスといえばカキなどの二枚貝を原因食品として思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、近年では食品を扱う人がノロウイルスを保有していて、調理中や配膳中に食品を汚染してしまう場合もあり、様々な食品が感染の原因となる可能性があります。
◇ノロウイルスによる食中毒予防のポイント
・調理する人の健康管理に気をつける
症状がある場合は食品を扱わないようにしましょう。
・加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する
食品の中心温度が85~90℃で90秒間以上加熱しましょう。
・手洗いをしっかり行う
特に食事の前、トイレの後、調理前後は必ずよく手を洗いましょう。
・調理器具や調理台は消毒をして清潔に保つ
調理器具、ふきんなどは使用後すぐに洗うとともに、煮沸消毒が有効です。また、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤等)を使って拭いたり浸したりすることも効果的です。
◎こちらも参考にしてみてください。
・ノロウイルス食中毒予防対策リーフレット(厚生労働省)
・ノロウイルス等の食中毒予防のための適切な手洗い動画(厚生労働省)
※詳しくは、本紙に掲載の二次元コードを読み取ってご覧ください。
問合せ:こども・健康推進課健康づくり係
【電話】75・2045
■今後の新型コロナワクチン接種について
新型コロナワクチンの無料接種は、令和6年3月末をもって終了します。
◇令和6年度以降の新型コロナワクチン接種について
接種体系:予防接種法に基づくB類疾病の定期接種(インフルエンザ等と同等の位置付け)となります。
接種目的:個人の重症化予防により重症者を減らすことを目的とします。
対象者:
(1)65歳以上の高齢者の方
(2)重篤な基礎疾患を有する60歳から64歳の方
※インフルエンザワクチンにおける接種の対象者と同様です。
接種間隔等:年1回(秋冬)
※秋冬以外の時期に自費で接種を受けることも可能です。
ワクチン:ウイルス株の検討は当面の間、毎年見直しをおこないます。
様々なタイプのワクチンの開発状況等を考慮しつつ、有効性、安全性、費用対効果等を踏まえてワクチンを検討します。
接種費用:現時点で価格は不明ですが、一部負担金が発生する見込みです。
※令和5年度中の接種は無料です。接種を希望される方はこども・健康推進課健康づくり係まで早目にご連絡をお願いいたします。
なお、生後6ヶ月から4歳のお子様で初回接種を今年度中に終了できなかったお子様については、令和6年度4月1日以降自費になりますが接種できます。
問合せ:こども・健康推進課健康づくり係
【電話】75・2045
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