自然の中で五感を総動員して行う農業体験を通して、子どもたちがたくましさや優しさ、創造力といった「生きる力」を身につけることを願い、総合的・自主的な体験の場として開校されています。授業では祖父母世代の農家先生や異年齢の子どもたちと交流し、豊丘地域の文化にも触れます。
2023年度は「大きく育てたくさん実れ」「昔ながらの農業を体験してみよう」をテーマに、2023年4月22日に30人の児童が入校。全12回の授業を受け、12月2日に修了式を迎えました。
◆参加者の声
〔小学生〕
・いろんな野菜を育ててたくさん収穫しました。トウモロコシの収穫が一番楽しかったです。
・小さい種はどうやってまいたらいいか分からなかったけど、農家先生に教えてもらってうまくできました。
・農業小学校の野菜を食べる時は、楽しかった授業のことも思い出して、いつもよりもおいしかったです。
・田植えは泥のドロドロした感触が気持ち良かったです。
・植えた時は5本位だった稲が、数えきれないほどになってびっくりしました。鎌で刈るのが楽しかったです。
・昔の方法では田植えも脱穀もたくさん時間がかかり、昔の人の苦労が分かりました。
〔保護者〕
・小さな種が芽を出し、大きく育ち、実をならすという過程を一から学び、とても良い経験になりました。
・作物の育ち方、収穫の仕方などを教わり、体験することで、食べ物になるまでに多くの手間がかかっていることを学ぶことができました。
・自分たちで育てたものはやはり違うようで、今まで食べられなかった野菜も積極的に挑戦して食べていました。食べられる野菜が増えました。
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