《実施報告》
■学び、体験し、楽しむ場に
学びのエリア秋まつり 6館で開催
「見よう、学ぼう、集まろう!学びのエリア秋まつり」が、9月30日、10月1日に開催されました。
この秋まつりは、飯山市公民館、市立飯山図書館、飯山市美術館、いいやま女性センター未来、飯山市文化交流館なちゅら、飯山市ふるさと館からなる「学びのエリア」を会場に毎年秋に開催されています。
秋まつり当日は、利用団体による作品展示や舞台発表のほか、くじ引きや昔遊びの体験など、来場する皆さんが楽しめるさまざまなイベントが各施設で行われました。
ふるさと館の企画展にあわせた「五束の太々神楽」の披露には多くの方が集まり、長野県無形民俗文化財である舞を熱心に鑑賞していました。
6館をめぐってキーワードを完成させるワードラリーも好評で、家族や友人同士で参加した皆さんは、全五種のオリジナル缶バッジを楽しそうに選んでいました。
《実施報告》
■工作や朗読を楽しむ
きむらゆういちさん講演会 開催
10月1日、飯山雪国大学文化講演会が行われました。『あかちゃんのあそびえほんシリーズ』『あらしのよるに』の著者きむらゆういちさんをお迎えし、ワークショップと講演会を行いました。
ワークショップ「読んで、作って、絵本とあそぼう!」では、きむらさんと一緒に、『あらしのよるに』に登場するキャラクターの帽子を作成しました。
講演会「『あらしのよるに』のひみつ」では、きむらさんによる絵本の朗読と、『あらしのよるに』の誕生・成長秘話が語られました。きむらさんの幼少期のエピソードや人生論についてのお話もあり、参加した皆さんからは、「ご本人による朗読が聞けて感激しました」「『あらしのよるに』を全巻読んでみたいです」という感想が寄せられました。
《シリーズ》
■飯山城下町を歩く
飯山城下町の古絵図と現在の地図を比較すると、町の変遷や変化を知ることができます。
飯山城下の町並みは、城防備のために鉤型(かぎがた)に曲げられた道筋や、西側山麓に建ち並ぶ社寺など現在も大きく変わっていないところがある一方で、新たに道が通されたり、ため池や水路が埋め立てられたり、暗渠(あんきょ)化されたりと大きく変わっているところもあります。古絵図をみると、街道の中心に用水路が描かれています。現在はありませんが、明治時代の写真をみると道路の中心に用水路があったことがわかります。また、今では残っていない六軒町(ろっけんちょう)、鷹匠町(たかじょうまち)、横町(よこまち)などの町名も絵図にみることができます。古絵図を片手に城下町を歩いてみると、道、水路、区割り、建造物など、何が残されていて何が失われたのか、歴史的資源が残る特徴的な場所はどこなのかを知ることができます。普段は気がつかないような小さな痕跡が、江戸時代の飯山城下町の風情を伝えてくれます。
問合せ:飯山市教育委員会市民学習支援課
【電話】0269-62-3342(飯山市公民館)【FAX】0269-62-5940(代表)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>