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健康いいやま

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長野県飯山市

■冬の運動

▽冬の運動の効果
冬は寒さによって手先や足先などの末梢の血管が縮み、血液の流れる量が少なくなります。それに伴い筋肉で消費されるエネルギーの量も減り、肥満や生活習慣病になるリスクが高まります。運動して血行を良くすることで、エネルギーを消費しやすい身体をつくることができ、肥満や生活習慣病を予防することができます。

▽運動と雪かき
雪の多い飯山では、雪かきは欠かせません。人力による雪かきは単調な動作の繰り返しですが、全身を使う運動といえます。雪かきの平均的な運動強度は、普通歩行の約2倍、安静時の約6倍とされています。これは、バレーボールや水泳(競技ではなくのんびり泳ぐ場合)に匹敵する運動強度です。また、全身の筋肉が動かされるため筋力トレーニングの効果も期待できます。

▽冬の運動の注意点
冬は寒さの影響で血管が縮み、血圧が上がりやすくなります。それにより心臓への負担も大きくなります。また、寒いと筋肉も縮んでかたくなりやすく、柔軟性が低下します。冬に身体を動かす前には、ストレッチや体操などの準備運動をしっかりと行い、身体を温めることが重要です。
さらに、冬でも水分補給が重要になります。冬は空気が乾燥しやすく、夏に比べて汗をかきにくいため脱水に気づきにくくなります。特に高齢の方は脱水を起こしやすくなるため、意識して水分補給を行いましょう。
冬は運動をする機会が少なくなる方もいるかもしれませんが、わずか数分間身体を動かすだけでも健康に良い影響があるといわれています。また、健康な身体づくりだけではなく、運動は気分転換やストレス緩和など、精神面にも良い影響があります。心も身体もいつまでも健康に過ごすために、冬でも積極的に身体を動かしましょう!

問合せ:保健福祉課 健康増進係
【電話】67-0727(課代表)

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