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自治体の皆さまへ

教育委員会だより No.155

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長野県飯山市

■将来にわたりスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境づくりを
中学校の休日部活動の段階的な地域移行が始まっています
少子化や教職員の働き方改革が進み、部活動の従来どおりの運営が難しくなっている中学校の部活動。その対応として、スポーツ庁と文化庁が、令和5年度から3年間を「改革推進期間」として、学校部活動の地域連携や地域クラブへの移行に向けた環境整備(地域移行)を進めることとしています。この方針を受け、長野県は令和8年度を目途に、休日の部活動を地域へ移行する方針を示しています。
飯山市でも学校、競技団体、教育委員会による検討が始まっており、既に城南中学校・城北中学校の卓球部をモデルケースとして、スポーツ協会卓球部の指導が、昨年10月より、行われています。指導を受ける生徒からは、「平日とは違う指導が受けられ刺激がある」、「専門的な指導を受けることができる」、「苦手なことができるようになった」との声が聞かれました。
また軟式野球でも、両中学校の軟式野球部員が加入できる新たなクラブの設立を決め、今月下旬に設立総会が行われます。
このほか、岳北4市村(飯山市、木島平村、野沢温泉村、栄村)の教育委員会が中心となり、広域で連携し、休日部活動の地域移行に取り組む仕組みづくりの検討を始めています。
今後も、生徒たちのスポーツや芸術文化の活動が実施できるよう、引き続き取り組みを進めていきます。

お問い合わせ:スポーツ推進課
【電話】67-0746(課代表)

■児童・生徒も被災地に思いを寄せて
小中学校の災害義援金の取り組み
この度の令和6年能登半島地震に際し、市内小中学校でも義援金を送るなどの活動が行われています。
城南中学校では、1月下旬に生徒会で募金活動を実施。生徒や保護者などから11万9052円が集まり、日本赤十字社を通じ石川県に送りました。
その他、秋津小学校では資源回収収益金の一部などを被災地に送る取り組み、常盤小学校では収穫したもち米の販売収益や児童会の募金活動などにより被災地に義援金を送る取り組みをを計画しています。(いずれも令和6年2月1日現在の状況)

■全中・インターハイ・国スポ・ジュニア世界選手権・W杯
飯山からの出場選手の皆さん
飯山から全国大会、世界大会に出場の皆さんをご紹介します。(敬称略、飯山市在住選手を掲載)
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。

■飯山市はパートナー自治体
満蒙開拓平和記念館へ出かけませんか
1930年代(昭和初期)より国策として進められ、戦争により多くの犠牲を出した満蒙開拓の歴史を学ぶことができる満蒙開拓平和記念館をご存じでしょうか。
満蒙開拓では、長野県が全国で最も多い三万人あまりの開拓民を送り出しており、飯山市からも一千人を超える方々が満州に渡ったといわれています。飯山市では、この悲惨な歴史を後世に伝え、市民の皆さんに平和への思いを深めていただくため、同館の「パートナー自治体」として登録しています。
3月には、パートナー自治体に住む市民の方が入館料無料となる「自治体パートナーウィーク」が以下のとおり予定されています。この機会に一度お出かけになってはいかがでしょうか。(関連本紙17ページ)

●満蒙開拓平和記念館
所在地:下伊那郡阿智村駒場711番地10
【電話】0265-43-5580
入館料:一般:600円、小中高生:300円

▽自治体パートナーウィーク
令和6年(2024年)3月3日(日)~15日(金)
自治体パートナーウィークの10日間は、飯山市民の方は入館無料となります。(来館の際は運転免許証等の住所がわかるものをご持参ください)

問合せ:飯山市教育委員会
【電話】0269-62-3111(代表)【FAX】0269-62-5990(3階代表)

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