6月18日~20日の3日間にわたり、14名の議員から市政に対する一般質問が行われました。(掲載は次ページからになります。掲載の順番は質問順です。)
掲載内容は、一般質問および答弁内容の一部を抜粋し、各議員が作成した原稿を基に編集委員会において確認し編集しております。
なお、正副議長につきましては、任期中は申し合わせにより一般質問は行わないこととしております。
■観光政策・ライドシェア・DX・農林高校存続
村松正勝議員
問:来春新幹線飯山駅開業十年でイベント等考えているか。
答:現時点ではない。JRや関係自治体等と連携し準備を進める。子どもたちが参加できるイベントや北信6市町村が連携できるものも考える。
問:PCGによる開発ついて。
答:具体的にはまだ進展はない。近隣自治体と情報共有し取り組んでいきたい。
問:観光客・高齢者等の利便性向上(ライドシェア)。
答:公共交通もありライドシェアを慌てて取り組む事は考えてない。タクシー運転手増への2種免許取得支援は事業者より要望あれば検討する。
問:デジタル技術DXの推進。
答:タブレットはペーパ―レス化の為行政の一部の会議で使用中。セキュリティー対策を踏まえ今後拡大を検討する。高齢者等のデジタル推進も今後引き続き研究していく。
問:下高井農林高存続に向け。
答:地域の高校として重要で存続が大切。専攻科を設ける等、高レベルの学習環境提供も考えられる。存続に向け4市村が足並み揃える事が必要。
■家庭ごみの収集等について
常田徳子議員
問:国の推進事業で孤独・孤立支援を実施したが、今後の取組みはどのようにするのか。
答:団体等による「誰でも食堂」のような多様な方々が集う場の提供を支援したい。
問:燃えるごみ収集日がお盆期間中に9日間も空き、困っている人がいるが対応は。年末年始は11日間も空くが。
答:燃えるごみ収集日の間隔を変更し、9日間から6日間に短縮して対応をしたい。また、今後年末年始についても、短縮の調整をしていきたい。
問:若者住宅について、戸建て住宅は、期限が過ぎると買い取れると聞いたが。
答:入居期間12年が過ぎると買い取れるということない。
問:アパート型若者住宅の入居期間を近隣市村のように長くしてはどうか。
答:様々な視点から検討したい。
問:水道事業の広域連携についてどのように考えているか。
答:専門人材の不足、施設の老朽化などの課題がある。下水道も含め広域化を念頭に研究をしていく必要がある。
■駅前ホテル問題について
山﨑一郎議員
問:ホテル誘致の事務執行が適正でないから補助金交付は執行しかねるとしたことによって、民事調停に至って7月で一年になるがどのような状況にあるのか。
答:合意に向けて鋭意調停に臨んでいる。
問:協定書には令和7年3月22日までに開業させることになっているが調停の結果に関わらず不可能な現実である。ホテル側に何らの瑕疵があるわけでないので、協定書8条2項によって損害賠償を求められることになると思うが。
答:それについては調停の結果次第ですのでお答え出来ません。
問:新幹線駅前の貴重な市の財産の活用で、地域経済にも貢献するためのホテル建設が市長の独断で進まない現実は飯山市にとっても大きな損失で、市長の責任は重く住民訴訟になりかねない問題に思うが。
答:住民訴訟になるかも知れないということについては、訴訟する方の判断ですので私にはお答え出来ません。
■空家問題と蓮遊水地について
西澤一彦議員
問:日本の人口減少が想定より11年も早く進んでいる。空き家も900万戸を超え大きく増加。飯山市の状況は。
答:3年間で空き家バンク登録97件、成約82件、現在市の空き家総数は500戸。
問:一般質問で所有者が元気なうちに家の終活を親族間で話し合う事が大切と指摘した際、重要で周知したいと答弁されたが取組み状況は。
答:住宅の終活のセミナー、広報、ホームページ、啓発の冊子でさらに周知してゆく。
問:蓮遊水地の用地買収が稲刈り終了後に始まるが、大詰めを迎えた現在の状況は。
答:国、市による地元説明会で遊水地整備後、水田や畑の占用を許可することが出来るとの説明があり、これを受け農林課、道路河川課がオブザーバー参加する中で、地元関係者による必要施策検討部会が立ち上がり、集落維持に必要な施設、耕作ルール等の素案作りに向け調査、検討し、引き続き優良農地として存在出来るよう取り組んでまいりたい。
■インフラ整備(上水道について)
髙橋達幸議員
問:飯山市水道事業戦略で、令和40年までに101億円かけて総延長380kmの内、重要個所の93kmを優先に更新した時点で、60年以上経過し老朽化した約287kmの水道管が市内全域に埋設されている。現状のまま維持していくには、未来に向け多額の負の遺産を残すことになる。かじ取り一つで大きく市政は変わる。未来に向けて水道事業を今後どうするのか、見解を。
答:水道事業は大きなインフラ整備の一つであると考えている。全般の課題を解決していくには、市民皆様のご理解とご協力がなくてはなりません。財政的負担を抑えつつ、積立金の取り崩し、起債・補助事業の活用・料金の改定等維持管理を行い、状況に応じて計画を見直し、安定した水道経営に努める。
問:国スポ運営のために多額の過剰な負債を追わないようにして頂きたい。
答:競技施設の改修は、大会開催後の地域スポーツへの有効な活用を考慮し、必要最小限に努めたい。
問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005
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