■Vol.54大事な水、どうやって備えますか?
災害によりライフラインが止まったとき、真っ先に困るのが「水」の問題です。大規模災害の場合は水道の復旧までに何日もかかることがあります。
飲料水がないと、脱水症状や血栓ができやすくなるなど、様々な健康への影響が出るおそれがあります。
ライフラインが止まったときに備え、平時から水の備蓄をしておくことがとても大切です。備蓄している水の量が足りているか、今一度見直しをしてみましょう。
Q.水は1日にどれくらい必要?
・飲料用と調理用だけで1人あたり1日3リットルの水が必要と言われています。3日分を備蓄する場合、1人当たりおよそ9リットルの水が必要です。
※湯せん、お米や野菜を洗ったりするためのお水、生活用水は別途必要です。
Q.保存期限が切れた水はもう使用できないの?
・賞味期限を超過しても一律に飲めなくなるものではありません。
・「賞味期限」とはおいしく食べられる期限のことであり、食べられなくなる期限ではありません。また、国産のミネラルウォーターの多くは製造工程で加熱殺菌などが行われているため、未開封で適切に保管されていれば品質の劣化が起こりにくいとされています。
Q.保管スペースがない場合、どこに保管すればいいの?
・保管スペースがない場合は、玄関やクローゼット、キッチンや物置などに分散して保管しましょう。
・地震で扉が開かなくなるなどのおそれもあるので、分散して保管するのがおすすめです。
過去の防災・減災知恵袋も市HPで確認できます。
問合せ:防災安全課
【電話】内線2135
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