■園児が”空飛ぶかぼちゃ”を収穫!
8月28日(水)、収穫型農園「レッドファーマー(大水大喜さん経営)」で、山彦幼稚園(蝦名崇子園長)の園児が、かぼちゃのつるを農業用ビニールハウスの骨組みにはわせ、実を宙に浮かせて育てた「空飛ぶかぼちゃ」の収穫を体験しました。
同園の卒園生でもある大水さんが、食育の一環となればという思いから、園児たちを収穫の時期に招待しているものです。園児たちは、脚立に乗ってやっと手の届く高さのかぼちゃを大水さんに支えられながら収穫していました。
ラグビーボールのような形をした”ロロン”というかぼちゃを収穫した小又奏介くんは「空中にあるかぼちゃを採るのが楽しかった。お家でてんぷらにして食べたい」と笑顔で話しました。
また、かぼちゃの収穫後には、もっとも重いピーマンを収穫した園児を決める「MVPマン」が行われ、見事「MVPマン」に選ばれた園児にはピーマンとミニトマトの詰め合わせ宝石箱がプレゼントされました。
■山口町内会伝統行事「高森山お山参詣」
7月14日(日)、高森山お山参詣実行委員会による「御幣(ごへい)作り」が山口コミュニティセンターで行われ、地域の子どもから高齢者まで17人が参加し、山口町内会の伝統行事「高森山お山参詣」で奉納する御幣を150本制作しました。
同地区では、伝統行事の確実な伝承と規模の拡大を目的に、一昨年から町内会の指導のもと高森山お山参詣実行委員会を組織し、活動に取り組んでいます。
8月15日(木)に行われた「高森山お山参詣」では、山崎神社鳥居前にて道中の安全祈願をしたあと、登山口近くのオバ石に、家内安全、合格祈願、無病息災などの願いごとが書き込まれた御幣を奉納し、1時間ほどかけて山頂を目指しました。
前日までの雨で登山道がぬかるんでいる中ではありましたが、約60人が参加し、山口町内会のブログを見て遠路はるばる参加された秋田県在住の近藤さんは「距離は短かったが、思ったより急斜面で湿度も高かったので大変だった。貴重な体験ができました」と話しました。
■お盆前に河川敷を綺麗に 小湊川美化運動を実施しました
8月9日(金)、平内町土木協同組合(蝦名和人理事長)による、小湊川河川敷内の美化運動が行われました。
この活動は、小湊川周辺の景観維持や災害の抑制を目的として、毎年8月上旬に行われており、今年は組合員18人がボランティアとして参加し、草刈りやごみの収集に汗を流しました。
■海のごみ問題を考える 椿山海岸クリーンフェスティバルを開催!
8月20日(火)から1泊2日で「椿山海岸クリーンフェスティバル」(町教育委員会主催)が開催され、町内の小学生20人が参加しました。このイベントは、ホタテ養殖が盛んな当町において、自然体験をとおして、子どもたちに海洋ごみ問題に関心を持ってほしいと行っているものです。
イベントでは、椿山伝説や椿の生態といった郷土教育のほか、紙芝居形式で海のゴミ問題について学びました。また、ごみの分別や食品ロスを考えながらの昼食づくり、モルックを通じた参加者同士の交流、水中ドローンを使った陸奥湾の海中観察を行いました。
2日間にわたって学習・体験したことを振り返りながら、最後にはグループディスカッションをして、未来の海がどうなってほしいかについて話し合いました。終始笑い声を響かせながら、たくさんの意見が出され、「魚がたくさんいて賑やかな海」、「ごみがない綺麗な海」など、グループごとに自分たちの望む海について発表を行いました。
■中学生がそれぞれの思いを主張! ‐第71回平内地区少年防犯弁論大会‐
9月5日(木)、平内中学校で、平内地区防犯協会(田中芳子会長)主催による「第71回平内地区少年防犯弁論大会」が開催され、2年生3人、3年生4人が各5分の制限時間の中、日常で感じた自らの主張や思いを聴衆へ向けて発表しました。
見事、最優秀賞に輝いた石田翠さん(3年)は、「大切なもの」と題し、唯一の女性部員として8年間続けてきた野球部での経験を発表しました。「女子だからできない」という言葉に対し、そうではないことを証明するため、辞めることなく練習に励み続けたことで、今では性別に関係なく、平等に接してくれるチームメイトと、全力で夢に向かっていることを語りました。弁論の最後には、「皆さんも目の前のことに諦めず、根気強く取り組むことで、それがいつか自分の中で大切なものになっていくはずです」と熱い思いを主張しました。
なお、石田さんは10月3日(木)に十和田市立三本木中学校で開かれる県東部大会に地区代表として出場します。
■町民の生活や人権を守るため人権・行政啓発活動を実施しました
8月17日(土)開催のひらない夏まつりにて、当町の人権擁護委員および行政相談員が、来場者へ向けて人権・行政啓発活動を行い、来場者にうちわやタオル、ボールペンなどの啓発物品の配布を行いました。
受け取った方からは「もし何かあったら相談したい」などの声が聞かれました。
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