近年、世界的な課題となっている「食品ロス」は、食品そのものが無駄になるだけではなく、食品の生産・製造に係るエネルギーなど、様々な資源の無駄遣いになります。
また、日本における食品ロス総量のうち、約半数が家庭から発生しています。食品ロスを削減するためには、私たち一人一人の取組が必要不可欠です。
■家庭でできる取組
1.買い物前に自宅にある食材を確認する
食材を残さずに消費するためには、家庭に必要な分のみを購入することが大切です。買い物の前に冷蔵庫の中身をスマートフォンカメラで撮影するなどして、必要分以上の食材を購入しないようにしましょう。
2.期限表示を確認する
賞味期限までの期間がより長い食材を購入しようと棚の奥から商品を取ることがありませんか。しかし、すぐに消費する予定のある食材であれば無理に期限の長いものを購入する必要はありません。期限の短いものから購入することで、店での返品や廃棄を減らすことにつながります。
3.食材の保存方法を見直す
購入した食材を誤った方法で保存すると、期限表示よりも早く食材が劣化する可能性があります。食材を正しい方法で保存し、適切な状態で消費することで食品ロスを削減しましょう。
4.調理時は食べきれる量を作る
家庭で調理する時は、1回の食事で食べきれる量を作りましょう。家族のその日の体調やスケジュールを把握して、必要な分だけを作りましょう。また、料理が余った場合でも、適切に保存して翌日の食事に回したり、リメイクレシピでアレンジしたりすることで食材を無駄なく使用することができます。
問合せ:農林課農政係
【電話】55-5898
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