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冬は特にご注意を! ノロウイルスによる食中毒

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青森県田舎館村

ノロウイルスは非常に強い感染力で、手や食品などを介して微量でも口から入ると体内で増殖し、腹痛やおう吐、下痢などの症状を引き起こします。持病のある方や乳幼児、高齢者の方はこれらの症状により脱水症状を引き起こしたり、重症化したりする場合もあるので注意が必要です。二次感染を広げないためにも、食中毒と思われる症状がみられた場合には無理をして仕事や学校に行こうとせず、医療機関を受診しましょう。

■どのように感染するの?

■ノロウイルスの予防4原則
○菌を「持ち込まない」
感染しないよう、手洗いや日々の健康管理を心がけ、腹痛や下痢などの症状があるときは、食品を直接取り扱う作業をしない。

○菌を「つけない」
トイレに行った後、料理の盛り付け前、調理作業時など、場面ごとに手洗いをする。手洗いは指輪や時計を外し、せっけんを使って丁寧に。

○菌を「やっつける」
食品に潜むノロウイルスは中心温度85℃以上・90秒以上の加熱で死滅。調理器具は85℃以上の熱湯で1分以上加熱するか、塩素消毒液(※)に浸して消毒。

○菌を「拡げない」
感染者の衣類や、おう吐物がついたものは、85℃以上・1分以上の熱水洗濯や塩素消毒液(※)による消毒、高温の乾燥機などを使って殺菌する。

※塩素消毒液…塩素濃度200ppmで「次亜塩素酸ナトリウム」を水で薄めたもの。家庭用の塩素系漂白剤で同成分を含んだ製品でも代用できます。

■おう吐物の処理は
(1)マスク、使い捨てのビニール手袋を着け、おう吐物が乾燥する前にペーパータオルなどで除去する

(2)ふき取ったペーパータオルはビニール袋に入れて密封する

(3)おう吐物の付着していた場所を浸すように塩素消毒液で消毒する

(4)使い終わった手袋、マスク、雑巾、(2)のペーパータオルを入れた袋を別のビニール袋に入れて密封する

(5)終わったら、せっけんを使って丁寧に手を洗う

※換気は、おう吐物処理が終わってから行う

出典・参考資料:政府広報オンライン【URL】https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201811/3.html

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