大間病院だより

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◆気をつけよう熱中症

初めまして!田中翔大(たなかしょうた)と申します。この4月から、大間病院に赴任いたしました。どうぞよろしくお願いします。今回はこれからの時期に増えてくる「熱中症」についてお話ししたいと思います。大間町に住むのは初めてですが、この地域は風が強いのもあってか、6月でもまだ肌寒く驚いています。私は暑いのが苦手なので、過ごしやすくて嬉しいです。しかし、これからの時期は夏に向けてどんどん暑くなっていくと思いますので、油断せずに熱中症対策をしていきましょう。

北通り地域は漁業に従事される方も多いので、炎天下の中、汗をかいて働くことも多いと思います。汗をかいた分だけ水分や塩分も補給しないと、どんどん身体は脱水状態になってしまいます。特に、歳を取るにつれて体内の水分量は減っていき、熱中症の危険性は高まります。お盆にお孫さんと遊んでいる時に倒れて心配されないように、日頃から水分補給をする癖をつけていければいいですね。足を攣ったり、めまいがしたりするのは熱中症のサインです。進行すると意識を失ったり、腎臓や肝臓といった臓器がダメージを受けたりしてしまいます。そうなる前に早めの対策を心掛けましょう。体温が上がりすぎないように、直射日光を出来るだけ避けることも大切です。帽子を被ったり、日陰でこまめに休憩するようにしましょう。さらに、屋外だけでなく家の中でも熱中症の危険があります。窓を開けたり、扇風機やクーラーをつけて室内の温度と湿度を下げるように工夫しましょう。

余談ですが、風間浦村には素敵な温泉がたくさんありますね。私はよく湯ん湯んに行きます。お風呂や温泉に入る時も水分補給を忘れずに、楽しい温泉生活を過ごして下さいね!私の奥さんは湯ん湯んで入浴中に、一緒に入っていた方とお話をしてお友達になったと喜んでいました。この北通り地域は親切な方が多くて仕事中も毎日助かっています。

これからも何卒よろしくお願いいたします!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

内科医長　田中 翔大