水辺でのレジャーが楽しいこの季節。残念ながら毎年多くの水難事故が起きています。かけがえのない命を守るために、水の恐さをいま一度知り、万全の準備をしてから海や川に出掛けるようにしましょう。ルールとマナーを守って、思い出に残る夏を!
■自分の命は自分で守る! 自己救命3つの基本
(1)ライフジャケットを着用しよう!
昨年の水難事故者58人のうち51人が未着用でした!
・川遊びもライフジャケット
・釣り人は岸でも常時着用
○購入時のポイント
適正サイズで目立つ色を選びましょう。
※国土交通省や日本小型船舶検査機構の認証マークが入ったライフジャケットを推奨します。
○出掛ける前に
締具が壊れていないか、生地が破れたり穴が空いていたりしないか必ず点検しましょう!
○正しく着用
ライフジャケットは締具やベルト、股ひもなどでしっかり体に密着させておかないと、入水時に脱げてしまう恐れがあります。事前に必ず正しい着用方法を確認しましょう。
正しい着用で生存率は約2倍UP!
ライフジャケットの種類や正しい着用方法はこちら
【URL】https://www6.kaiho.mlit.go.jp/watersafety/fishing/11_life/
(2)連絡手段を確保しよう!
・事前に行先を伝えておく
・携帯のGPS機能をオン
・防水パックなどで携帯を持ち歩く
身の危険を感じたら!
(3)119・118・110番に連絡しよう!
「水難事故かも?」と思ったら「119番(消防)」「 118番(海上保安庁)」「110番(警察)」のどれかに連絡しましょう!
※どの機関も連携しているのでどこにかけても問題ありません。
■昨年の県内の水難事故発生状況(年間)
昨年の事故は8月~9月に多発し、特に20代と50代の事故者が全体の約40%を占めます。90%近くの事故が海で起きていますが、川や湖沼でも死者が出ています。十分な注意が必要です!
(県調べ)
■危険です! 水辺のNG行動×
○お酒を飲んだら泳がない
お酒を飲むと身体の機能が低下するため、遊泳は大変危険です! 体調不良の時も遊泳は控えましょう。
○離岸流に逆らわない
岸に打ち寄せた水が海に帰っていく離岸流は流れが強いため、溺れたり体力を奪われたりします。もし流された場合は、海岸に対して水平に泳いで流れから逃れましょう。
○管理されていない海水浴場で泳がない
遊泳区域が示され、監視員が常駐している海水浴場に行きましょう。
○子どもから目を離さない
安全に見える水辺でも、子どもから目を離さないようにしましょう。
○増水時の川に行かない
川が増水する恐れがある時は遊泳や河原でのバーベキューはやめましょう。
◇水難事故のない夏を!
立ち入りが禁止されている場所は危険なので、絶対に入らないでください。自己救命3つの基本を守って、安全に水遊びをお楽しみください!
清水海上保安部 交通課航行安全係 中川栞(しおり)さん
■海上保安庁総合情報サイト
海辺でのレジャー活動を安全に無事故で楽しむためのサイトです。マリンレジャーを楽しむ前にご一読ください!
詳細はこちら
【URL】https://www6.kaiho.mlit.go.jp/watersafety/index.html
■水辺の事故はどう防ぐ? 中川さんに聞いてきました
【URL】https://fmc.pref.shizuoka.jp/article_post/6915/
協力:清水海上保安部 交通課
【電話】054-355-0225
【FAX】054-355-0226
問い合わせ:県消防保安課
【電話】054-221-2269
【FAX】054-221-3327
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