■地域で暮らし続けるために人生の最期を想像する
○三島市の取り組み「中学生の地域医療講座」
将来を担う中学生が祖父母のこれからの人生を想像し、その思いを共有するきっかけとなるよう、多くの方を自宅で看取っている医師による「看取りに関する出前講座」を開催しています。
中学生が祖父母・両親、いずれくる自分のこれからの人生を想像し、思いを共有、自宅などで語るきっかけになっています。
~参加した生徒の感想~
「早めに自分はどうしたいかを言っておいて、家族に支えられながら元気に楽しい一生を送りたいと思いました。」
(中学1年生)
「後から自分が弱って周囲の人に負担をかけたくないから、生きているうちに『人生会議』をした方が良いと思いました。」
(中学3年生)
「どういう最期の迎え方をしたいのか記しておくことが、大切なんだと思いました。」
(中学3年生)
■支えます、あなたの思い、ご相談ください「三島市医療介護連携センター」
○杉山在宅医療コーディネーターからのメッセージ
在宅療養ができる体制づくりの手伝いや、医師の紹介など、個々の相談内容に合わせたアドバイスを行っています。当センターへの相談がきっかけで在宅療養ができた方の家族から、「ここに相談に来てよかった」と嬉しい声をいただくことがあります。家族を在宅で診たい気持ちがあってもどこに相談したらいいか分からない…そんな時には気軽に相談してください。「思いきって家に連れてきてよかった」「本人の思い通りにできた」と思えるきっかけになれば幸いです。
○医療や介護に関する相談を幅広く受けています
~相談事例~
・家で最期を迎えさせてあげたい
・かかりつけ医がいない
・退院したけど、通院することができない
・医療行為を受けていても家で療養できるのか?
○センターのご案内
相談時間:月曜~金曜日 午前9時30分~午後4時
※祝日、8月15日~17日、12月29日~1月3日は休み
ところ:三島市医師会館2階(南本町4・31)
問合せ:三島市医療介護連携センター
【電話】957・8151
【FAX】957・3015
問合せ:地域包括ケア推進課
【電話】983・2689
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