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自治体の皆さまへ

その時、あなたはどうする?地震発生時に命を守る9つの行動

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静岡県伊豆の国市

令和6年1月1日、石川県の能登半島を最大震度7の地震が襲い、建物の倒壊や津波の被害などで240人以上の命が奪われました。また、現在も避難所などでの厳しい生活を余儀なくされている人たちが多くいます。
私たちが住む静岡県を中心とした東海地域は、長年「いつ巨大地震が起きてもおかしくない」といわれています。
いつ起こるかわからない地震。この記事をきっかけに地震発生時の行動」について知識を身に付けましょう。

緊急地震速報
(1)身の安全を確保!
身の周りにあるもので頭を保護し、倒れてくるものから身を守ります。丈夫な机の下などに隠れましょう。

地震発生
地震発生後 数分
(2)火元を確認!
コンロやストーブなど、火の始末をします。
(3)脱出口の確保
地震の揺れで扉や窓が変形し、開かなくならないよう、開けたままにします。

地震発生後 5分
(4)靴・スリッパを履く
ガラスの破片や散乱物から足を守ります。
(5)非常持出袋を用意
非常持出袋はすぐに持ち出せる場所に置いておきます。
(6)家族の安全を確認
家庭内で事前に集合場所や役割分担などを決めておきましょう。

地震発生後 10分
(7)高齢者世帯など隣近所の安否を確認
高齢者世帯、要配慮者のいる世帯などに積極的に声をかけるようにします。

地震発生後 数十分~
(8)初期消火や応急・救護活動を実施
周囲に応援を求め、できるだけ複数で初期消火、応急・救護活動を行います。

地震発生後 数時間~
(9)自宅や周辺の被害状況を確認
自宅には被害がない場合でも、火災などの危険がないか、周りの状況も確認します。

■必ず準備!
皆さんの家庭では、備蓄品を用意していますか?備蓄品は、災害発生から復旧までの数日間の生活を支える大切なものです。
・飲料水
・食料品
・簡易トイレ
※その他の備蓄品は「ぼうさいいずのくに」をご確認ください。

○危機管理課 大川係長
2月ネジメント支援チームとして被災地へ行きました。古い建物はほとんど倒壊しており、自宅の耐震補強や家具の固定の重要性を感じました。また建物が無事な場合でも、自宅で避難するためには、右の3つを準備することが必要です。

■知ることは身を守ること
○市公式LINE
登録者全員に災害情報が配信されます。また、避難所の検索や開設状況などを確認することができます。

○FMいずのくに(FM87.7MHz)
災害時は、災害放送を実施します。また、毎月第1月曜日12時から、防災情報番組「防災スイッチ」を放送しています。

○防災マップ(ぼうさいいずのくに)
地震・洪水・土砂災害から身を守るための行動についてや、非常用持出品・備蓄品の一覧、ハザードマップなどを掲載しています。

■自助・共助
日頃から災害に備えたり、自分の命は自分で守る自助。地域の防災活動に協力したり、地域の人たちと救出活動を行うなど、友人・隣人で助け合う共助。命を守るためには、この2つが重要です。

■けがをしたら?
災害時に応急手当を行う場として「救護所」を市内3カ所に設置します。大規模災害では、多数の負傷者が出るおそれや、地域の医療機関が機能しなくなる可能性があります。けがの程度により、医療機関と救護所を使い分けましょう。
・韮山福祉・保健センター
・にじいろこども園
・田京幼稚園

■避難生活
▼自宅で…
家屋が無事であれば、環境の変化が比較的少ない自宅で避難生活をします。

▼集団で…
自宅にいられなくなった場合は、できるだけ集団で避難所へ避難します。

○社会福祉課 宮沢主任主事
1月末に、災害支援で石川県穴水町へ行きました。避難所には多くの被災者が避難しており、通常の生活を送るには限界があることを実感しました。家屋の状況に応じて自宅避難をするなど、分散避難の必要性を考えさせられました。

問合せ:危機管理課
【電話】055-948-1482
撮影:伊豆の国市職員

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