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自治体の皆さまへ

始めよう!身近なところから地球温暖化対策(1)

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静岡県函南町

深刻化している温暖化は、気温の上昇や異常気象をもたらすとされ、集中豪雨の増加や農作物の品質低下など、私たちの生活に影響を及ぼします。県内の平均気温は1940年から2度以上上昇しています。主な原因は二酸化炭素などの温室効果ガスの増加で、町で排出される二酸化炭素のうち約3割は家庭からです。温暖化を防ぐには皆さんの協力が必要です。
町では、「快適に安心して暮らせる環境づくり」を目指し、地球温暖化対策を一層進めていきます。

■函南町脱炭素化戦略及び地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を策定

《計画の期間》
令和6(2024)年度から令和13(2031)年度までの8年間

◆地球温暖化対策実行計画(区域施策編)

町の自然的・経済的・社会的条件に応じた、町全域を対象にした温室効果ガス排出量削減などを推進するための総合的な計画です。2013年度を基準として、2030年度に46.0%削減、2050年度には実質ゼロにすることを目標にしています。(推計値)

▽目標を達成するための4つの取組み
(1)再生可能エネルギーの普及
(2)省エネルギーの推進
(3)環境教育・情報発信の推進
(4)循環型社会の構築

◆函南町脱炭素化戦略
町が有する再生可能エネルギーなどのポテンシャルを把握し、町の地域特性や課題を整理することで、地域全体で合意された再生可能エネルギーの中長期的な導入目標を定めるものです。
町では、電力需要や設備導入のしやすさを考慮したうえで、建物の屋根などに設置する太陽光発電システムの導入を主とした再生可能エネルギーの導入を推進します。

■函南町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)について
函南町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)は、町が管理運営する全ての施設から排出される温室効果ガスの削減を目的として、平成13年度に策定されました。

◆令和4年度点検・評価結果報告
○温室効果ガス排出量 基準年度比8.6%減少
〈温室効果ガス排出量の推移〉

▽町の事務事業に起因して発生する温室効果ガス


《町でも》地球温暖化対策に取り組んでいます
町の事務事業に起因して発生する温室効果ガスは、公共施設での電気使用によるものが最も多く、次に一般廃棄物の焼却での発生が多くなっています。
町では、LED照明への切替え、照明の間引きなど、節電対策や公共施設への再生可能エネルギーの導入を継続します。

◆始めよう! できることから温暖化対策
生活の中で取り組める省エネ対策は、温暖化防止や家計の節約につながります。生活を見直してみて省エネ対策によって、排出を削減できる二酸化炭素の量や節約できる金額を確認してみましょう。

▽エアコン
・6畳用(2.2kW)のエアコンのフィルターを月2回掃除すると…
年間でCO2約18kg減 約860円節約

▽照明
・蛍光ランプ(12W)1灯の点灯時間を1日1時間短縮すると…
年間でCO2約2.6kg減 約120円節約
・白熱電球(54W)から電球型LEDランプ(9W)に切り替えると…
年間でCO2約53kg減 約2,430円節約

出典:資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド」(2017年8月発行)

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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