7月11日(木)~7月20日(土)は、夏の交通安全県民運動期間です。
「安全をつなげて広げて事故ゼロへ」をスローガンに、交通安全に関する意識の向上、交通ルールの遵守と交通マナーの実践に努め、交通事故防止のため活動します。今回の運動の重点目標を紹介します。
◆子どもと高齢者の交通事故防止
通学路や幼稚園・保育園の散歩コースにおける見守り活動などを推進するとともに、運転手に対する歩行者保護意識の徹底を図るため、交通安全教育や広報啓発活動を推進します。
また、高齢者自身が加齢に伴って生じる身体機能の変化を理解し、歩行者・自転車利用者として、また運転者として安全な行動の実践を促す交通安全教育を推進します。
◆自転車と二輪車の安全利用の促進
(1)自転車の安全利用の推進「全ての自転車利用者に対するヘルメット着用努力義務化」の周知およびヘルメットの着用促進や自転車乗車時のヘルメット着用の有効性についての広報啓発の推進をしていきます。
(2)二輪車の安全利用の推進ヘルメットの着用など、基本的な交通ルールを遵守することの重要性や体の露出を控えた服装の徹底とエアバッグジャケットやプロテクターの着用を推進します。
◆飲酒運転など危険運転の根絶
(1)飲酒運転の根絶
飲酒運転を絶対にしない・させない環境を作りましょう。飲酒運転の悪質性、危険性を訴える啓発活動を実施し、飲食店に運転手へ酒類を提供しないことの徹底を呼び掛けます。
(2)妨害運転の防止
他の車両の通行を妨害し、重大な交通事故にもつながる「あおり運転」を防止するため、令和2年6月30日に道路交通法が改正され、「妨害運転罪」が創設されました。
違反した場合は、最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科され、妨害運転による事故の有無に関係なく、免許を取り消されることになります。
(3)ながら運転の防止
スマートフォンなどを使用しながら車両を運転する危険性と罰則強化の周知徹底をしていきます。
◆自転車利用者のヘルメット着用努力義務化から1年
道路交通法改正により令和5年4月1日から全ての自転車利用者がヘルメットを着用することが努力義務となりました。
県内の調査によると、令和5年7月時点での着用率は10・6%と全国平均(13・5%)を下回っています。自転車事故で亡くなられた人の約7割が頭部損傷によるものです。自転車利用者の命を守るために乗車時はヘルメット着用に努めましょう。
◆春の全国交通安全運動が実施されました
4月6日~4月15日に春の全国交通安全運動が実施されました。一人ひとりが、安全を第一に考え、交通ルールの遵守と交通マナーの実践に努めることにより、交通事故防止を図ることを目的とし、函南町役場付近にて4月5日に事前一斉街頭広報が実施されました。
編集・問合先:函南町交通指導員会広報部(地域安全課内)
【電話】979-8102
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