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自治体の皆さまへ

いきいきライフ

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静岡県富士宮市

このコーナーでは…「シニア・健康・医療・介護・障がい」に関する情報をお知らせします

■障がいのある人の困りごとに応じた手助けを
障がいの特性や種類、程度には個人差があるため、困りごとの内容は、状況や場面によって異なります。
日常生活で障がいのある人には「どんな困りごとがあるか」を知り、本人の希望に合わせて必要な手助けをすることが大切です。

少し工夫するだけで、障がいのある人も障がいのない人と同じように過ごす環境が整います。

◆ヘルプマークをつけている人を見かけたら
見えにくい・聞こえにくいなど、外見からはわかりにくい障がいのある人が、手助けや配慮を必要としていることを知らせるために身に着けています。
ヘルプマークをつけている人が困っていたら、声を掛け、どんな手助けが必要か確認し、対応しましょう。

◆対応に迷ったら
・合理的配慮等具体例データ集(内閣府)
・障がい者の差別解消に向けた理解促進ポータルサイト
※二次元コードは本紙11ページをご覧ください

問合せ:障がい療育支援課
【電話】22-1145
【FAX】22-1251

◆視覚障がい
視力が低下したり、視野が狭まり、見えない・見えにくい状態です。人によって、見え方や見える範囲は異なります。
▽全盲
全く見えない。

▽弱視
視力が弱い
・ぼやける

▽視野狭窄(きょうさく)
見える範囲が限られる。
・半分のみ
・中心部のみ

▽色覚異常
色の見え方や感じ方が通常と異なる。
・色が異なる
・まぶしい

◇こんな時、どうする?
(1)券売機などのタッチパネルを操作するとき
▽本人の状態
表示されている文字が見えない。
▽対応のヒント
代わりに操作する。

(2)複数人で会話をするとき
▽本人の状態
誰が誰に話しかけているかわからない。
▽対応のヒント
相手の名前を呼ぶなど、誰に向かって話し掛けているかを明確にする。

(3)重要な部分が赤字になっている書類を読むとき
▽本人の状態
全て同じ色に見えるため重要な部分がわからない。
▽対応のヒント
重要な部分に下線を引いたり、太字にする。

◆聴覚障がい
話す言葉や周囲の音が、聞こえない・聞こえにくい状態です。人によって聞こえ方や聞こえる程度は異なります。
▽ろう
補聴器をつけてもほとんど聞こえない。

▽難聴
聞こえにくいが、聴力は残っている。

▽伝音難聴
音量が小さく感じ、聞き取りにくい。

▽感音難聴
高い音が聞こえにくい。複数の音を一度に聞くと、特定の音が聞き取れない。

◇こんな時、どうする?
(1)呼び掛けるとき
▽本人の状態
後ろから呼んでも気付かない。
▽対応のヒント
肩をたたくなどして合図する。

(2)複数人で会話をするとき
▽本人の状態
誰が何を話しているか聞き取れない。
▽対応のヒント
1人ずつゆっくり話す。

(3)補聴器を使っているとき
▽本人の状態
内容をはっきりと聞き取れない。
▽対応のヒント
大きな声でゆっくり話したり、筆談ボードを使用する。

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