文字サイズ
自治体の皆さまへ

いきいきライフ

13/36

静岡県富士宮市

このコーナーでは…「シニア・健康・医療・介護・障がい」に関する情報をお知らせします

■あなたは大丈夫?身近な病気を知ろう
《慢性腎臓病(CKD)》
慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の働きを示す数値(eGFR)が60未満の状態や、たんぱく尿が出るなど、腎臓の異常が3カ月以上続くことをいいます。
腎臓は、一度悪くなってしまうと、自然に治ることがないため、適切な予防や治療をせずに放置すると、透析や腎臓移植が必要になる場合があります。
慢性腎臓病は、糖尿病や高血圧、脂質異常などの生活習慣病や、運動不足や過度な飲酒、喫煙などの生活習慣が原因となって発症することが多い病気です。

◇富士宮市は透析患者が多い
初期段階では、ほとんど自覚症状がなく、症状が出たときには、かなり進行している可能性があります。
・足のむくみ
・常に疲れている
・尿量が減る
・尿が泡立つ

◇富士宮市は透析患者が多い
国保データベースシステムによると、富士宮市の透析患者の割合は静岡県の約1.3倍、全国の約1.7倍となっています。

◇薬が原因で腎機能が低下することも
薬やサプリメントの中には、腎機能に影響を与えるものがあるため、注意が必要です。注意が必要な人には、医師の判断で、薬剤師が「お薬手帳」にCKDシールを貼ります。CKDシールは腎機能の程度により、色が変わります。
薬について気になることは、薬剤師に相談しましょう。

◇発症や進行を予防するには
慢性腎臓病を予防するには、生活習慣を改善することが大切です。
▽肥満を解消する・適度な運動をする
[体重の目安]
BMI※25未満
※BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
▽血圧を管理する
▽減塩・バランスの良い食事を取る
▽禁煙
▽尿意を我慢しない
▽お酒はほどほどに
[一日の目安]
・日本酒…1合
・ビール…500ml
・ワイン…180ml

◇早期発見が大切です
慢性腎臓病にならないためには、毎年、特定健診や職場の健康診断を受け、腎臓の機能低下に早く気付き、予防をすることが大切です。
要治療や要再検査、要受診などの診断結果があった人は、早めに医療機関を受診しましょう。

問合せ:健康増進課
【電話】22-2727
【FAX】28-0267

◆じんぞう病教室
検査データをもとに、自分に合った予防法や治療法を学びます。
日時:4月4日、5月2日、6月6日、7月4日、8月1日、9月5日の木曜日14:00~16:10
場所:市立病院
対象:腎臓の機能が低下している人とその家族
定員:各日8人(先着順)
料金:100~1,200円(受診料・栄養指導料含む)
持ち物:保険証、診察券、お薬手帳
申込み:検査データなどの資料が必要です。希望日の3週間前までにかかりつけ医に相談してください。(申し込みはかかりつけ医が行います。)

問合せ:市立病院 透析室
【電話】27-3151

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU