富士宮市では、他の自治体と都市提携を結び、さまざまな交流を行っています。
■近江八幡市との交流
日本一高い山「富士山」がある富士宮市と、日本一大きな湖「琵琶湖」がある近江八幡市は、「神様が土を掘り、その土を運んでつくったのが富士山で、掘った跡が琵琶湖になった」という伝説にちなみ、両市で、「富士と琵琶湖を結ぶ会」が結成されています。
昭和32年に、近江八幡市の会員が富士登山のために富士宮市を訪れたことをきっかけに交流が始まり、昭和43年8月に国内でも珍しい夫婦都市提携を結びました。
以来、近江八幡市の会員は、富士登山をして琵琶湖の水を富士山頂に注ぐ「お水取り」を、富士宮市の会員は、富士山の湧き水を琵琶湖に注ぐ「お水返し」を行うほか、スポーツや文化、教育などさまざまな交流をしています。
◇児童交歓会
両市の小学6年生が、夏休みにお互いの市を2泊3日で訪問しています。
◇スポーツ
毎年両市で開催される駅伝競走大会では、お互いに3チーム招待しています。
■近江八幡市はどんなまち?
滋賀県中部、琵琶湖の東側に接している人口8.2万人のまちです。豊臣秀吉の甥・秀次によって、拓かれた城下町で、商人のまちとして発展しました。
特産品には、近江牛や琵琶湖産の鮒ずし、赤こんにゃくなどがあります。
◇八幡堀
琵琶湖水運の拠点として設けられた堀で、かつて多くの荷船が行き交いました。堀沿いには白壁土蔵や旧家が立ち並んでいます。
◇安土城跡
織田信長が天下統一のための拠点にした安土城の城跡で、標高約199mの山にある国指定の特別史跡です。
城は、「本能寺の変」後に焼失し、現在では石垣や天主跡、本丸跡の礎石などが残っています。二の丸跡には豊臣秀吉が建てた信長本廟(墓)があります。
問合せ:秘書課
【電話】22-1112
【FAX】22-1206
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