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自治体の皆さまへ

いきいきライフ

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静岡県富士宮市

このコーナーでは…「シニア・健康・医療・介護・障がい」に関する情報をお知らせします

■こどもの「SOS」に気づいて
夏休み明けは、生活リズムや環境が大きく変わるため、小学校高学年から高校生頃のこどもは、心が不安定になりやすい時期です。
学校生活での悩みや家庭内の環境、友達との人間関係など、さまざまな要因が積み重なると、不登校になったり、自分を傷つけてしまうことがあります。
こどもが出すSOSのサインに気づき、寄り添うことが大切です。

◇こんなことで悩んでいます
▽学校で
・勉強についていけない
・部活で上達できない
・自分の見た目を気にする
・友達にからかわれる・陰口を言われる

▽家庭で
・両親がいつも喧嘩している
・理由もなく親から怒られる

大人や周囲の人が些細なことに感じることでも本人にとっては大きな悩みやストレスになることもあります。

◆「いつもと違う」と感じたら要注意
悩みやストレスが大きくなると、不安・悲しい・苦しいといった気持ちが膨らみ、からだが不調になったり、言葉や行動に変化が現れます。
▽からだの変化
・おなかが痛い
・頭が痛い
・眠れない
・表情がない
・だるい
・便秘や下痢になる
・耳鳴りや腰痛

▽言葉や行動の変化
・落ち着かない
・人と会うのを避ける
・怒りっぽくなったり、涙もろくなる
・過食や拒食になる
・両親に甘えたがるなど、幼児返りをおこす
・目を見て話さない
・片付けができない
・「学校に行きたくない」と言う
・「死にたい」「消えたい」などとつぶやく

◆こどもの気持ちに寄り添った対応を
こどもの変化に気づいたら優しく声をかけ、本人が話をするまで温かく見守り、様子を観察しましょう。
▽対応のポイント
・「あなたの味方だよ」「あなたのことを理解したいと思っているよ」など、心配していることを伝える。
・話を最後まで聞く。
否定したり、途中で話を遮らない。
・「辛いことをよく話してくれたね」と、こどもの気持ちに共感し、「がんばれ」「あなたならできる」などと安易に励ましたり、「みんなも悩みはあるんだからそんなことでウジウジしないで」などと叱らない。

普段からこどもの思いや考えに寄り添い悩んでいる時や困っている時にSOSを出しやすい関係を築くことが大切です。

◆悩んでいる人の変化に気づき声の掛け方や接し方を「ゲートキーパー養成講座」で学べます
申込み:電話で
その他:5人以上集まると、個別に講座を開催できます。
【HP】トップページ→市民の皆さんへ→健康・福祉→健康・医療→あなたも「ゲートキーパー」になりませんか

◆ひとりで悩まず相談してください
▽家族が
こどもへの接し方に不安がある場合は、専門の相談員に相談できます。

▽こどもは
家族に心配をかけたくないなどの理由から、悩みを言葉にできず、思っていることを言わなかったり、打ち明けられない場合があります。
学校の先生やスクールカウンセラーなど、悩みを相談できる人が身近にいることや、知らない人に相談したい場合は、専門の相談機関があることを普段から伝えておくことが大切です。

◇電話で
▽青少年相談センター
・小・中学生に関する相談
【電話】22-0064
・中学校卒業後の人に関する相談
【電話】22-1252

▽教育相談ハロー電話「ともしび」
【電話】055-931-8686

▽24時間子供SOSダイヤル
【電話】0120-0-78310

◇SNSで
まもろうよこころ 悩みがある人への相談窓口一覧
※二次元コードは本紙17ページをご覧ください

問合せ:健康増進課
【電話】22-2727

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