令和5年度は、湯船原地区への企業立地が着実に進捗したことにより、歳入の根幹である町税収入のうち固定資産税が大幅増加となりました。
一方、税収の増加に伴い地方交付税は大幅に減額となりました。
また、地方債を活用し、教育施設の長寿命化改修事業や河川改修事業、消防庁舎整備事業を実施したほか、ふるさと寄附金を基に積立を行った基金の活用により、地域産業立地事業費補助、町道整備事業、給食費の無償化などを行いました。
また、「ふじのくにのフロンティアを拓く取組」として、足柄SA周辺地区町道整備、新東名関連町道整備等を推進しました。
◆歳入
令和5年度の一般会計の歳入総額は、150億3116万7千円で、前年度と比較すると全体で11億8752万円増加し、8・6%の増となりました。
増加したものは、町税が3億5320万2千円の増、産地パワーアップ事業補助金の増などにより県支出金が16億3753万4千円の増が主なものです。
一方、減少したものは、基金から繰り入れの減により繰入金が5億7850万円の減、前年度からの繰越金が3億2858万7千円の減が主なものです。
▽一般会計 歳入 総額 150億3,116万7千円
◆歳出
令和5年度の一般会計の歳出総額は、144億7339万1千円で9・5%の増となりました。
前年度と比較すると全体で12億5743万5千円の増加となりました。
民生費は27億5335万2千円で全体の19・0%、総務費は26億6280万9千円で全体の18・4%、これらが全体の大きな割合を占めました。
目的別にみると、総務費が庁舎空調改修工事や足柄地区コミュニティセンター改修工事の完了に伴う減等により8億3450万5千円の減、民生費がすばしりこども園整備事業の完了による減等により1億9956万円の減が減少した主なものです。
一方、増加したものは、農林水産業費が産地パワーアップ事業の増等により18億8993万6千円の増、消防費が消防庁舎整備事業等の増により4億1979万5千円の増が主なものです。
▽一般会計 歳出 総額 144億7,339万1千円
◆特別会計
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