■ひと絞りで減らすごみ
令和4年度に排出された燃えるごみは2万7,102t。燃えるごみを含めた全てのごみを処理するために、約16億4,000万円の税金が使われました。
環境のため、市民の皆さんからいただいた税金を有効活用するため、ごみを減らす「ひと手間」を日々の暮らしに加えてみませんか。
■燃えるごみの減量は生ごみから
下の円グラフは、本市の燃えるごみの内訳を種類別に割合で示しています。燃えるごみのうち生ごみは約4割。各家庭で生ごみを減量することは、燃えるごみ全体の削減に大きな効果があります。
■7割が水?生ごみ処理の費用
燃えるごみの多くを占める生ごみですが、その約7割がなんと「水分」です。以下の計算式で算出すると、令和4年度の生ごみに含まれる水分の処分には、約4億1,000万円を費やしたことになります。
生ごみの余分な水分の処理費用=
(燃えるごみ処理量)×4割×7割×kg単価
▽水分「だけ」を燃やすために費やされた税金
約4億1,000万円
■他にもイロイロ生ごみ削減術
▽必要以上にものを買うのはやめましょう
賞味期限が切れた食材を生ごみにしていませんか。全国では523万tの食品ロスが発生(令和3年度)。必要なものを必要なだけ購入することを、心がけましょう。
▽「キエーロ」を使ってみましょう
「キエーロ」とは、黒土をかぶせてバクテリアの力で生ごみを分解させる容器です。日当たりが良く、風通しの良い場所であれば、ベランダに設置することも可能。購入すると、市から1万円を限度に補助があります。詳しくは市ホームページ(二次元コードは本紙掲載)をご覧ください。
問合せ:環境課
【電話】35-3744
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