3月1日から8日は女性の健康週間です
●健康な骨ってどういう状態?
骨は、新陳代謝を繰り返して新しい骨が作られる「骨形成」と、古くなると壊されて吸収される「骨吸収」により維持されています。しかし、様々な要因でこのバランスが崩れ、骨吸収が骨形成を上回ってしまうと、スカスカの折れやすい骨になってしまいます(骨粗しょう症)。
●骨粗しょう症の原因は?
加齢や生活習慣など様々な理由がありますが、女性は女性ホルモンの減少という大きな影響を受けるため、リスクが高いと言われています。
●骨粗しょう症を予防するには?
加齢やホルモンの影響は避けることが出来ませんが、生活習慣に気を付けることは誰にでも出来ます。
(1)食事…骨を作る材料であるカルシウム、カルシウムの吸収を助けたり骨を丈夫にするビタミンDやビタミンKの補給が軸となります。
また、無理なダイエットは骨を弱くします。骨量が最大となる20代、30代にしっかり骨を作るためにバランス良く3度の食事をとり適正体重を維持することが大切です。
(2)運動…ビタミンDの合成を助けるためにも適度に日光を浴びながら運動をすること。階段昇降や坂道を取り入れたウォーキングや山登りなどで、かかとに刺激を加えると骨が強くなります。骨を支える筋力をつけるための筋トレもおすすめです。
(3)嗜好品…たばこ(受動喫煙を含む)や多量飲酒は、骨に悪影響を与えます。
アルコールは節度のある量にとどめ、週に2日は休肝日を設けましょう。
●検診で骨の健康度をチェック!
市では、40・45・50・55・60・65・70歳の女性に骨粗しょう症検診を実施しています。また、保健センターでは超音波測定器を使った骨密度測定を実施しています。骨の健康チェックに活用してください。
問合せ:健康推進課
【電話】70-7765
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